本物の美味しいお料理でLOVELY なTABLEを

「LOVELY TABLE 銀座」主宰 中村奈津子さん

インタビュー連載第3回

今月のサロネーゼは、都内で料理教室『LOVELY TABLE 銀座』を主宰する中村奈津子さん。東京で一番歴史があると言われている、銀座・田中伶子クッキングスクール副校長としても活躍する中、香港・NY等の海外在住時に現地で開催していた料理教室の流れをくみ、サロンスタイルの新たな教室を今年7月にオープン。幼い頃から本物の食材・料理に触れ、料理研究家は天職と話す中村さんのレッスンは、洗練された雰囲気の中「正統派の料理を最も美味しいレシピで学べる」と開講後すぐに評判が広がり、すでに予約が取りにくいほど。満席が続くレッスンの模様とインタビューを4回にわたりご紹介します。第3回目はお教室開設のきっかけやレッスンに込めている思いなどをうかがったインタビュー前半です。

掲載日:2012/12/10(月)

中村奈津子さん

  • プロフィール
  • サロン情報
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『LOVELY TABLE 銀座』で学べること


――おつかれさまでした!とても充実したレッスンでしたね。まずは、『LOVELY TABLE 銀座』のコンセプトやレッスン情報について教えてください。

中村さん はい、レッスンでは、実家である創業45年の「田中伶子クッキングスクール」でお教えしている伝統的な家庭料理と大学で学んだ調理科学、そして勤務していた「全日本司厨士協会」で数々の伝説の名料理人の方々からお教え頂いた絶対的な美味しさの料理をベースに、『家で作って美味しいものを正しいレシピで』お伝えしています。

いわゆる時短、節約、アレンジ料理などではなく、基本に忠実なレシピです。 中には時間や手間がかかるものもありますが、でも、時間を掛けてゆっくり煮詰めて仕上げたシチューや蒸籠で蒸した点心、じっくり弱火でひいた一番だしなど、その手間には全て美味しくするための調理科学上の理由があるのです。それを大切にお伝えしたいと思っています。


正統派の料理を最も美味しいレシピで。「皆様にLOVELYなTABLEをお届けしたい」


――『正統派の料理』なのですね。

中村さん 面倒だなと思うかもしれませんが、1回ベーシックなものを習っていただくと、やはり美味しさと違いをわかっていただけます。 例えば点心も、電子レンジでチンとするよりも、わざわざ蒸籠で蒸したほうがやはり美味しい。1回それを体験いただくと、「やっぱり蒸籠で蒸そう」と生徒さんは思ってくださり、それは”面倒なこと”ではなくなります。 また、基本を知っていると、あとはご自分でアレンジをすることができます。

とはいえ、忙しいなか無理に毎日手間暇かけて料理をしてほしい、とは思っていないんです。世の中にはおいしいお惣菜もレストランも沢山あります。でも、「今日はちゃんとお料理しよう!」という少し時間にゆとりのあるときに、ご自分や大切な方々のために手を掛けた最上の美味しいお料理を作って頂けるよう、お伝えしていきたいと思っています。

――なるほど、基本を知っているからこそアレンジができるのですよね。基本を飛ばし手間をかけない手法が広がる中、大切な考え方だと思います。


「絶対的に美味しいレシピ」が学べ、資格取得も可能


――また、お教室では多彩なお料理が学べるのですね。

中村さん フランス料理、イタリア料理、中国料理、日本料理、パン・菓子など、シーズンやイベントに沿ってテーマを設定した様々なメニューをご紹介しています。
レッスンはデモンストレーションと実習で行い、お料理の完成後はサロンでご歓談いただきながらご試食をお楽しみいただきます。どの回も1回ずつの単発レッスンですので、ご興味をお持ちいただいた回に気軽にご参加いただけます。

今回はアフタヌーンティーレッスンでしたが12月はクリスマスメニューで、ニューヨークの教室でやってとても好評だったオーナメントクッキーもご紹介します。こちらは、キラキラしたステンドグラスのようなキャンディーを入れた大きなオーナメント型のクッキーをアイシングでデコレートするとても可愛いもので、ラッピンググッズもご用意します。


正統派のレシピと豊富な海外経験を活かしたスタイリッシュなコーディネートも魅力


――”絶対的に美味しい”多彩な正統派レシピと、お料理に合わせたテーブルコーディネート、豊富な海外経験を活かしたセンスも学べるのは魅力的ですね。

中村さん ありがとうございます。また、当校は全国料理学校協会とNPO日本食育インストラクター協会の加盟校ですので、レッスンの受講回数によって全国料理学校協会の技術検定証 初級、中級、上級、助教員、教師資格、そして、食育インストラクター各級の資格も取得できます。

――お料理初心者の方から資格取得をしたい方まで幅広く学べるのですね。

中村さん それに加えて2013年からは、皆さんからのリクエストもあって「ティーンクラス」も週末に開催させていただくことになりました。 小学校高学年でも安全に作れるメニューと一緒に栄養や料理の文化的な背景やテーブルマナーもお教えして、丁寧に料理をすることの大変さを認識して親への感謝の気持ちや、大人と同じ食器やカトラリーを使って食事を楽しむことを再認識してもらいたい、と思っています。

実はニューヨークにはこういった教室が結構あって、アメリカは夜のディナーの席に小さな子供は連れて行かない文化なのでティーンになると教室に通って一通り学び、晴れてレストランデビューとなるのです。 日本では小さいお子さん向けのクラスは結構あるのですが意外にティーン向けのクラスが少ないので、時々ちょっと背伸び気分でお友達と美味しいお料理を楽しみに、遊びに行くような気持ちでいらしていただければと思っています。


「料理は天職」


――ところで、「田中伶子クッキングスクール」で教鞭をふるう中、ご自身の料理教室も開始されたきっかけは?

中村さん 子供の頃からとにかく美味しいものを食べることが大好きで、なにかあったときのご褒美は美味しいお店で食事をさせてもらうことでした。親もそれをわかっていて、テストで○点取ったらあのレストランに連れて言ってあげる、といって勉強をさせていたくらいです(笑)。

小さい頃から母の料理の仕事を見ていましたし、私も料理が大好きで小学生の頃から「お料理の先生になる」と決めていて、それ以外の仕事は考えたこともありませんでした。料理は自分の天職だとずっと思っていましたから、美味しいものを研究し、伝える仕事をする夢が叶って本当に幸せです。 長く母の教室で教えていて今もそちらの仕事も並行でしていますが、季節のイベントやテーマに沿ったメニューもやってみたいと思い新教室をオープンしました。

子供の頃からなると決めていた料理研究家。夢が叶って「本当に幸せです」


――お教室名も素敵ですね、由来は?

中村さん 「LOVELY」というと日本では「可愛い」という意味で使われることが多いですが、本来は美しい、素晴らしい、高貴な、楽しい、とても気持ちのよい、という意味をもっていて、ネイティブの人は上品な感動の表現としてよく使います。

生徒さんに教室に来ていただいてそのように思っていただき、また、みなさんのテーブルが「LOVELY」になってほしい、という思いを込めて、一番最初に香港でお教室を開いた時につけました。 ですから当時は『LOVELY TABLE 香港』、その後ニューヨークでは『LOVELY TABLE N.Y.』そして『LOVELY TABLE 銀座』になりました。

――お教室名に歴史あり!ですね。ここ銀座でのこれからの広がりもますます楽しみです。 すでに満席が続く人気ですが、どんな生徒さんが多いですか?

中村さん 20代後半~60代の方を中心に、OLさんや主婦の方、母娘で来て下さる方、大学生の方、そして、最初に開いた香港教室に通ってくださっていた方も帰国してお越しくださっています。 色々な方が来て下さっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

料理研究家になる夢を叶え、”本当に美味しいレシピで生まれるLOVELYなTABLE”を生徒さんにお届けしたいという中村さん。そのまっすぐな思いと、仕事に誇りを持ち日々研究を続ける姿勢が多くの方に支持されている理由なのかもしれません。


次回最終回は、レッスンの工夫やこれからの夢を伺ったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介

プロフィール

中村奈津子さん

LOVELY TABLE GINZA主宰
田中伶子クッキングスクール副校長
NPO食育インストラクター1級

日本女子大学家政学部食物学科で西洋調理を学び卒業後、プロフェッショナルシェフの団体 全日本司厨士協会に就職。
ニューヨークに1年間留学し、パーソンズ・ニュースクールにてアメリカンベーキングのディプロマ取得。
フィレンツェに延べ1年間留学し、ラ・フォールアカデミーにてイタリア料理・イタリア菓子のディプロマ取得。
パリに2カ月間長期滞在しル・コルドンブルー、エコールリッツでフランス料理・菓子を学ぶ。
香港駐在中に鴻星料理学院にて中国料理・飲茶料理のディプロマ取得。
2006年よりニューヨーク駐在中にフレンチカリナリーインスティチュートでブレッドベーキングのディプロマ取得。

ニューヨークアッパーイーストサイドにて料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。
2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。
2012年9月「LOVELY TABLE GINZA」をオープン。

光文社「美STORY」「VERY」「女性自身」などに寄稿。
BSフジ「阿川ごはん」阿川佐和子氏とレギュラー出演。
日本テレビ「zip!」に出演。
現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行の日本唯一の英文総合月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載中
東京ガス主催小学生向け食育イベント「味覚のアトリエ」講師。

サロン情報

LOVELY TABLE GINZA

正統派の料理を最も美味しいレシピでお伝えしたいと思っております。
時短、節約、アレンジ料理など流行りの手法ではありません。時間や手間の掛るものもございます。
すこし時間にゆとりのあるときにご自分や大切な方々のために手を掛けた最上の美味しいお料理を作って頂ければ嬉しく存じます。

ジャンル:

家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、中華、韓国、スペイン、インド、エスニック、健康食、パン、和菓子、洋菓子、ワイン、チーズ、おもてなし、紅茶、テーブルコーディネート、その他

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、体験教室あり、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり

所在地:

東京都中央区銀座

ホームページ、ブログ:

ホームページ:http://www.lovelytableginza.com/
レッスンのご案内ブログ:http://ameblo.jp/lovelytableginza/
ブログ:http://ameblo.jp/natsukonakamura/

レッスン情報:

レッスンはフランス料理、イタリア料理、中国料理、日本料理、パン・菓子などをシーズンやイベントに沿ってテーマを設定してメニューを組み立て致します。

受講は1回ずつの単発レッスンですのでご興味をお持ち頂いた回にご参加頂けます。
レッスンはデモンストレーションと実習で行い、サロンでご歓談頂きながらお食事をお楽しみ頂きます。

当校は全国料理学校協会の加盟校です。レッスンの受講回数により、全国料理学校協会の技術検定証 初級、中級、上級、助教員、教師資格が取得できます。またNPO日本食育インストラクター協会の加盟校です。レッスンの受講と講習、試験により食育インストラクター1、2、3、4級の資格が取得できます。

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レシピ

トライフル(下段:透明カップ)
トライフル(下段:透明カップ)

材料
スポンジケーキ台 100g
カスタードクリーム 160g
ラム酒  小さじ1
生クリーム 60g
好みのフルーツ 適宜
ラズベリーシロップ 大さじ4

作り方

  1. カスタードクリームにラム酒を混ぜる。
  2. 生クリームは7部立てに泡だてる。
  3. グラスにスポンジ生地、ラズベリーシロップ、フルーツ、カスタードクリームを重ねて最後に生クリームを盛る。