お料理がもっと好きに、楽しくなる教室

『SUCRE’s Cooking』主宰 今井瑞穂さん

インタビュー連載 第3回

今月のサロネーゼは、宇都宮市のご自宅で料理教室『SUCRE’s Cooking』を主宰する今井瑞穂さん。老舗料理学院での勤務経験も活かした、毎日の食事をちょっとしたコツで美味しくおしゃれにするポイントを学べるレッスンは、確実に料理の腕が上がると人気です。実はお母様は30年以上続く料理教室「小林光子クッキングサロン」を主宰する大先輩。親子で食の大切さも伝え続けていらっしゃいます。今回は『SUCRE’s Cooking』のレッスンの模様とお二人のインタビューを4回にわたりご紹介します。
第3回目は、お教室開設のきっかけなど、レッスン後にうかがった今井さんのインタビューをお届けします。

掲載日:2012/9/18(火)

今井瑞穂さん

  • プロフィール
  • サロン情報
  • レシピ

『SUCRE’s Cooking』について


───お疲れさまでした!とても和やかで楽しいレッスンでしたね。まずは『SUCRE’s Cooking』について教えてください。

今井さん レッスンは実習形式で、身近な食材を使って家庭で簡単に作れるもの、応用がきくもの、子供にも優しいものなど、家族みんなでおいしく食べていただけるレシピをご紹介し、毎日のお食事をちょっとしたコツで美味しくおしゃれにするポイントをお伝えしています。

火、水、木、金に開催するクラスのどこかに所属していただいて、月に1回通っていただくしくみです。ご都合の悪い時は他の曜日に振り替えていただけます。

───家庭でできるプロのコツをわかりやすく沢山学べるのが魅力ですね。お料理のジャンルもすごく幅広いです。

今井さん はい、基本的には和食、洋食、中国料理を月替わりのローテーションにしていますが、イタリアン、フレンチ、エスニックなども取り入れています。そのほか、パン、和菓子、洋菓子のレッスンも開催しています。


普段の家庭料理~おもてなしに使える料理、3時のおやつにおすすめのレシピも学べます


───どんな生徒さんが多いですか?

今井さん 小さなお子様連れの方、お仕事がお休みの日にいらしている方、新婚さんなど、いろいろな方がお越しくださっています。
私自身も3人の子供がいて子育て中のお母さんの大変さはよくわかりますので、小さなお子様や赤ちゃん連れでも来ていただきやすいように、家を建てる時にリビングが開放できるようにしました。お子さんをそこで遊ばせて、安心してレッスンに参加していただけるようにしています。

───お子さん連れで参加できるのは嬉しいですね。生徒さん同士の和気あいあいと楽しい雰囲気も素敵でした。

今井さん ありがとうございます。嬉しいことにレッスンで出会って仲良くなる方も多くて、いつも今日のように楽しい雰囲気です。
皆さん、おいしいものを食べたい、作りたい、という楽しい方ばかりで、私もとても楽しいです。


培ってきたプロのコツをわかりやすく伝授


───お教室をはじめたきっかけを教えてください。

今井さん 実は母は「小林光子クッキングサロン」というお料理教室を運営していて、もう30年以上続けています。母の影響もあって、大学の家政学科卒業後、東京の江上料理学院で日本、西洋、中国料理、お菓子を学び、そのままスタッフとして江上先生のもとで食に関する様々な仕事に携わせていただきました。
その後こちらに戻り、母の教室で助手をしていたのですが、結婚後は夫の転勤先の宮城県に行き、子育てに専念していました。

あちらで子どもの幼稚園のママ友達が遊びに来てくれた時、よく手作りのお菓子をお出ししていたのですが、「おいしいから作り方を教えて」と言っていただくことが増え・・お菓子教室を始めることにしたんです。こちらに戻ることになるまで、2年間続けました。

───そうでしたか、お友達の声がきっかけだったんですね。

今井さん その後また転勤でこちらに戻ることになったのですが、こちらではお菓子ではなくお料理をメインにすることにし、お教室をすることを前提に家を設計して、開始しました。

ママ友の声でお教室をスタート。わかりやすい説明と確実においしいレシピは大好評


───まさに食のプロの世界で学んでいらしたのですね。

今井さん 江上料理学院ではスタッフとして務めていたのですが、当時、レシピには材料しかかいていなかったのでしっかり目で見て体で覚えました。
まかないも作りましたし、とても勉強になり、そのときの経験が役立っています。

───レッスンを拝見して、お料理初心者の方もわかりやすい説明と、作業しやすい段取りが印象的でした。培っていらした知識と体験がいかされているのですね。


家庭料理の大切さと楽しさを広げたい


───お教室を始めてみていかがでしたか?

今井さん お料理を通してたくさんの方と出会えて、とてもよかったと思っています。生徒さんが、家で作って家族がとても喜んでくれた、料理の腕があがってご主人がびっくりした、なんてお話を聞くとすごく嬉しいです。

───今日の生徒さんも、通うことで確実にお料理の腕があがると太鼓判を押してらっしゃいましたね。レッスンではどんなことを心がけていらっしゃいますか?

今井さん ご参加の生徒さんおひとりおひとりにスポットが当たるように心がけています。また、レッスンには気軽に来ていただきたいので、庶民的で馴染みやすい雰囲気を目指しています。

───今も勉強を続けていることはありますか?

今井さん はい、今も母の料理教室で手伝いながら勉強させてもらっています。母は今も私にとって料理の師匠です。


「これからも、生徒さんと同じ目線で家庭料理の大切さと楽しさを伝えていきたいです」



───3人のお子さんの子育てとお教室の両立は大変かと想像しますが、いかがですか?

今井さん そうですね、子どものお弁当作りで朝も早いですし、リズムができるまではちょっと大変でしたが、「ママ頑張ってね」と子どもたちも応援してくれ、とてもやりがいがあります。また、自分の主婦や子育ての経験も、生徒さんに家庭料理をお伝えするうえでとても役立っていると思います。

今後は、子どもの成長に合わせ徐々に仕事の幅も広げていけたら嬉しいです。

───自宅料理教室を運営するというのは、ご自分の暮らしや人生に合わせて成長できるお仕事であり、生徒さんに一番近い形で食の大切さや手作りの楽しさを伝える素敵なお仕事だと思います。二代に渡って続けていらっしゃること、とても素晴らしいです。
引き続き、小林光子先生のお話もご一緒にうかがわせてください。


今井さん はい、どうぞよろしくお願いいたします。


次回最終回は、30年以上に渡って料理教室「小林光子クッキングサロン」を主宰する大先輩でもあるお母様を交えたインタビューをお届けします。どうぞお楽しみに。

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介

プロフィール

今井瑞穂さん
『SUCRE’s Cooking』主宰

大学の家政学科卒業後、東京都市谷の江上料理学院で日本、西洋、中国料理、お菓子を習得。スタッフとして、江上先生のもとで食に関する様々な仕事に携わる。後に母の主宰する小林光子クッキングサロンで助手を務める。

結婚後、宮城でお菓子教室を2年開催。5年ほど前から実家のサロンを手伝いながら松原の自宅で月1回参加の料理教室を4クラス、末長建設株式会社 j-classで月2回ほどクッキング講師を担当する。

サロン情報

SUCRE’s Cooking

*美味しくて楽しい時間を過ごしていただくこと
*わかりやすい、応用のきく、子供にも優しいレシピ

ジャンル:

家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、中華、韓国、スペイン、インド、エスニック、パン、和菓子、洋菓子

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、お友達同士歓迎、子連れOK、少人数制(6人以下)、体験教室あり

所在地:

栃木県宇都宮市

ホームページ、ブログ:

http://ameblo.jp/sucre-cook/

レッスン情報:

日本、西洋、中国料理を月替わりローテーションでレッスンを開催。月1回参加型の料理教室です。
体験レッスンを随時受け付けています、レッスン日の3日前までにお申し込み下さい(お一人様一回迄、参加費¥2000)

★ 月1回レギュラークラス(1クラス 4~5名です)
入会金¥5000
月謝 ¥4000

レシピ

鮭そぼろご飯

材料
(4人分)
・鮭缶 1ヶ(220gぐらい)
・玉ねぎ 100g
・生姜 少々
・人参(茹でる)
・干ししいたけ 4枚
・玉子 2ヶ
・塩 小さじ1/2 ・砂糖 大さじ1.3
・しょうゆ 大さじ1.5 ・オイル 大さじ2
・紅生姜(千切り)、白飯、グリーンピース
作り方

  1. 鮭缶は開けて水気を取り、皮と骨をとってほぐしておく
  2. 玉ねぎ、生姜はあらみじんに切る。干ししいたけは水に戻して軸をとってしぼり、あらみじん切りにする。
    人参は、皮をむいて丸のまま茹でてあらみじん切りにする。
  3. 鍋にオイルを入れ、野菜類をよく炒める。鮭缶も入れて炒め、調味料を加えて味をつける(少し濃いめ)。
  4. 玉子をよくといておき、火からおろした鍋に入れてよく混ぜ合わす。
    もう一度鍋を火にかけてパラパラになるまで煎りつける(少し水分が残るくらい)。
  5. 白いご飯を丼ぶりまたは大き目の茶碗に入れて平らにする。
    鮭そぼろを平らにかけて紅生姜の千切りを真ん中におく。
  6. グリーンピースを色よく塩(分量外)で茹で、散らす。
※グリーンピースの代わりに、きぬさやを色よく茹でて千切りにしたものでもよい。