ありがとうの心を伝えるお菓子づくり

国吉和美さん

国吉和美さん

インタビュー連載 第1回

今月のサロネーゼは、東京・南青山で『お菓子教室アン・ガトー』を主宰する国吉和美さん。本格的なお菓子を家庭で作りやすいように指導し、また、安心安全な素材で手早く簡単にできるスイーツを伝えて20年以上。様々な年齢・職業・国籍の生徒さんが集まり、著名人もお忍びで通う人気のレッスンにお邪魔し、その模様とインタビューを4回にわたりご紹介。
第1回目は教室の紹介とレッスンレポート前半です。

掲載日:2011/9/5(月)

誰もが安心して習えるお菓子教室

教室風景
都会の真ん中にいることを忘れてしまう、静かでほっと落ち着く空間


南青山・骨董通り。名前の通り古美術を扱う骨董店が点在し、高級ブティックや洗練されたお店が立ち並ぶ魅力的な通りの一角に『お菓子教室アン・ガトー』はあります。最寄り駅の表参道からウィンドウショッピングを楽しみながら徒歩8分ほどで到着すると、国吉さんが明るい笑顔で出迎えてくださいました。

教室見取り図


レッスンが行われるのは、窓の外には六本木ヒルズや東京タワーも望め、ちょっと隠れ家的でアットホームな見晴らしのいい空間です。もうすぐ始まるレッスンに向け、先生とアシスタントさんがキビキビと準備を進めていらっしゃいました。

お菓子作りは幸せ時間

『お菓子教室アン・ガトー』では、通常レッスンである”幸せレッスン”、そしてその中級、早わかり基礎レッスン、季節ごとの特別講座の他、マンツーマンや出張レッスンなど幅広く展開していますが、今日開催されるのは”幸せレッスン”。

メニューは「豆乳パンナコッタ」と「ザ・カクテル(洋酒&果物のハーモニー)」の2品です。

教室風景
壁にはマンツーマンクラスで生徒さんが作った作品の写真が。どれも愛情いっぱい


ところで、気になる”幸せレッスン”とは?

「通常レッスンのことなんです。名前の由来は、生徒さんがお帰りになるときに、いつも『あ~楽しかった、とっても幸せでした!』って言って下さるので、じゃあ”幸せレッスン”と名づけようと(笑)。ちなみに教室名の”アン・ガトー”は、もちろんフランス語の”お菓子”という意味もありますが、日本語の”ありがとう”の心も込めています。娘たちがまだ小さい時、お菓子を作ってあげると『あんがと、あんがと』って言ってたんですね。その言葉がとても可愛くて嬉しくて、それでこの名前にしようと思ったんです」

お菓子作りの時間は、食べてくれる人の笑顔を思いながら自分も癒される至福のひととき。いつもたくさんのありがとうの心を込めている・・と国吉さん。
柔らかな笑顔と心温まるエピソードに、ほっと幸せな気持ちになります。

バラエティ豊かな生徒さんと楽しいレッスン

午後の部・14時の開始時間が近づくと、次々に生徒さんがいらっしゃいました。 今日の生徒さんは4名で、そのうちおふたりは20代の男性です。

「うちは男性の生徒さんもすごく多いんですよ~。近くの会社に勤めている方や経営者の方、あと、東京で働く外国人の方もよく来て下さいます」

実は、有名タレントやモデルの方も数多く通っているそう。
様々な年齢・職業・国籍の方が通い、その多くが長年続くリピーターさんです。

「お菓子作りは気分転換になって楽しい、というビジネスパーソンの方も多いですね。本当にいろいろな方が来て下さっていて、私も楽しみながらレッスンをさせてもらっています。どなたがいらしても変わりなく、気取らずいつもこんなアットホームな感じでさせてもらってます(笑)」

教室風景
「明るくて楽しい!先生にお会いすると元気になれます」お人柄を慕う生徒さんも多数


「それでは皆さんこんにちは。今日もよろしくお願いします」

全員が揃ったところでご挨拶のあとレシピの説明、そして早速1品目の「豆乳パンナコッタ」のデモンストレーションが始まりました。

家で再現できる簡単レシピを提案

「今日は豆乳で作りますね。イソフラボンたっぷりのヘルシーなデザートです。とっても簡単で、電子レンジも使ってあっと言う間にできるのでぜひお家でも作ってみてくださいね」

丁寧にポイントを説明しながら材料を手際良く混ぜ、本当にあっという間に完成!

「ふやかした粉ゼラチンは、液体が80℃以上に温まればよく溶けるんですよ。では、型に流して冷蔵庫で冷やしますね~。トッピングをフルーツソースや黒蜜にするなど、工夫次第でお子様からお年寄りまでみい~んなで楽しめちゃう超簡単スイーツのご紹介でした!」

教室風景
レシピを工夫し、簡単にできて家族みんなでおいしく食べられるお菓子を提案


『アン・ガトー』では、大切なポイントは押さえつつも難しい工程はなるべく省くようレシピがとても工夫されています。それは、「お家でまた作ってほしい」という思いから。
生徒さんからも、「先生のレシピなら家でまた作ろう!と思えるんです」と、とても喜ばれているそう。これも多くの生徒さんが長く通う大きな魅力の一つのようです。

「では次に、”ザ・カクテル”のケーキを作っていきますね」

続いて2品目のデモンストレーションが始まりました。
その模様は次回お届けしますのでどうぞお楽しみに♪



インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介

プロフィール

国吉和美さん

国吉 和美さん

『お菓子教室アン・ガトー』主宰

東京青山にて15年にわたり洋菓子その他スイーツ全般の教室を主宰。
フランス、日本の料理学校で学ぶ。製菓衛生師、調理師資格あり。元、NHK文化センターで講師。作りやすく美味しくヘルシーなお菓子のレシピを考案。雑誌、サロンでも活躍中



国吉和美さんのMyサロンページはこちら
HPはこちら

商品

レシピ

豆乳パンナコッタ

sugiyama_beef.jpg
材料(直径4cmのゼリー型5個分)

★直径4cmのゼリー型5個分

豆乳 120cc
生クリーム 80cc
砂糖 40g
粉ゼラチン 4g
水 大さじ3
ラム酒 大さじ1/2
バニラオイル 適量
黄桃(缶詰) or 季節のフルーツ 適量

作り方
  • 小さい容器に水を入れ、ゼラチンを入れてから混ぜてふやかしておく
  • 耐熱ボールに豆乳、砂糖をいれてよく混ぜラップをかけないで、レンジ600Wで約1分加熱する。加熱したボールに①を混ぜる。(ゼラチンは液体温度が80℃以上に温まるとよく溶けます)
  • ②に生クリームを入れてよく混ぜ、バニラオイルとラム酒を入れて混ぜてからゼリー型へ流し込む。
  • 冷蔵庫で30分以上冷やして出来上がり

    ※フルーツをミキサーにかけて砂糖を適量でソースにしてもよいし、刻んだだけでもよい。
    上にのせていただく
    ※フルーツの代わりにハチミツもお薦めです。