たった一人の生徒さんからスタート

うるがめぐみ

うるがめぐみさん

インタビュー連載 第3回

今月のサロネーゼは、東京・港区汐留で『うるがめぐみ料理サロン』を主宰するうるがめぐみさん。本格的で華やかなフレンチと和食、それに合わせたテーブルコーディネートをおしゃれな空間で楽しく学べるとあって、リピーターが絶えません。そんなうるがさんのレッスンにお邪魔し、その模様とインタビューを4回にわたりご紹介。
第3回目はインタビュー前半です。

※記事は2011年7月上旬訪問時の内容です

掲載日:2011/8/22(月)

『うるがめぐみ料理サロン』について

───本当に楽しそうなレッスンですね!お教室の概要について教えてください。

うるがさん フレンチと和食のレッスンを1週間ずつ交互で月に20回ほど、少人数制で行っています。実習をメインにデモンストレーションを交えた形式で、細かいところまでわかりやすくお伝えしています。

教室風景
コンセプトは「気軽にちょっと気どってみる」。無理なく楽しめるお洒落な食空間を提案


───それぞれどのような内容ですか?

うるがさん フレンチレッスンでは、こだわりの食材を用い、食材の見方や扱い方、スパイスや調味料についてもお伝えしています。
和食レッスンは旬や季節感を大切にしていて、どちらも基本をおさえた上で難しい工程をなるべく省き、特別な道具を使わなくても良いように、そして、家庭で作りやすいレシピにしています。

───食材にもとてもこだわっていらっしゃいますね。

うるがさん はい、本物の良い食材に触れるのも勉強だと思うんです。食材の目利きになって、扱い方や調理の仕方もしっかり学んでいただけるように、レッスンでは築地で新鮮で上質な食材を仕入れるなど厳選したものを使っています。

育児をしながら通学、サロンをオープン

───料理サロンを開いたきっかけは?

うるがさん 小さいときからお料理が大好きだったんです!
大学では栄養学を学び、北里大学東洋医学研究所で免疫学の研究もしたのですが、その傍ら西麻布のレストランで働いたり。

結婚して二人出産後、やっぱり料理が勉強したくてル・コルドン・ブルー代官山校に通い、その後アランデュカスとシャネルのレストラン「BEIGE東京」で研修もしました。

───育児をしながらの勉強だったのですね!スクールはいかがでした?

うるがさん それが、自分でも驚いたのですがすごくよくできる生徒だったようです(笑)。 在校中から先生が、「大丈夫、自宅料理教室をしてごらん」と背中を押してくれ、「じゃあはじめてみよう!」と。最初はたった一人の生徒さんからスタートしました。

教室風景
レッスン中、終始和やかな笑い声が。うるがさんの飾らない人柄も人気の秘訣


───それが今では数百人の生徒さんがいらっしゃっるなんてすごいことです。最初、集客はどのように?

うるがさん 最初は、友人に声をかけて口コミで広がったらいいな・・とも思っていたのですが、友人だとお互いに気持ちに甘えが出てしまうので、頼らないようにしました。おかげさまでHPを見てきて下さった方などが少しずつ増えていきました。

───今はどんな生徒さんが多いですか?

うるがさん お昼と夜に開催していて、お昼は主婦の方、夜はOLさんや、小さいお子さんをご主人やベビーシッターに預けて来て下さる方もいらっしゃいます。きっかけは、生徒さんのご紹介や、HP・ブログ・取材いただいた雑誌の記事を見て申し込んで下さることが多いです。

「VERY」にも何度か載せていただいているのですが、「人気ブロガーのサロンへ行こう」という特集で紹介されたときは、すごく多くのお問い合わせをいただきました。 また、以前取材いただいた「25ans」のサイトの「お稽古&お教室ガイド」にも掲載いただいているようで、それを見て、という方もいらっしゃいます。

「生徒さんに育ててもらっています」

───始めるにあたって用意したコトやモノがありますか?

うるがさん まずホームページを作り、グラスや食器、カトラリーを揃えました。少ししてから、「生徒さんからお金をいただくにはちゃんと調理台があったほうがいい」と思い、この調理台をオーダーメードで作りました。天板はちょっと高かったのですが(笑)大理石にして、もし古くなったら替えられるように作ってもらったんです。

教室風景
生徒さんがしっかり学べて、レッスンがスムーズに進む工夫がいっぱい


───始めて良かったこと、逆に困ったことなどありますか?

うるがさん それはもう、やって良かったと思います!生徒さんに育ててもらっているな、と思うことも多いです。困ったことは・・知らない間に生徒さんがプライベートの空間に入ってしまい驚いたことがありました・・ それ以外は特に大丈夫です。

───そうなんですか、それは驚きますね。セキュリティ管理や予防もサロン運営には必須ですね・・。他に気を付けていることなどありますか?

うるがさん はい、キャンセルや振り替えのルールは明確にして、最初にきちんとお伝えしてご理解いただくようにしています。ルーズになってしまうと良い関係も壊れてしまいますし、その点は気を付けています。

───なるほど、スムーズな運営と継続のために、ルール決めはとても大事ですね。

二人の男の子のママでもあるうるがさん。
次回は多忙な中、料理サロンを運営する工夫や愛用品をご紹介します。どうぞお楽しみに!

前回のインタビューはこちらから
 


インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介

 

プロフィール

うるが めぐみさん

うるが めぐみさん

『うるがめぐみ料理サロン』主宰


不二聖心女子学院卒女子栄養大学
1978年生。幼少からお料理が好きで聖心在学中には家庭科クラブを発足。 大学では栄養学を学び、その傍ら、西麻布のレストランで働く。
おもてなしと盛り付けの感性を磨くためフラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー、テーブルコーディネイトを学び、コルドンブルー料理ディプロム取得。
アランデュカスとシャネルのレストラン「BEIGE東京」にて研修。
2007年より料理教室をを主宰。



うるがめぐみさんのMyサロンページはこちら
ブログはこちら  

商品

レシピ

トムヤムクン

sugiyama_beef.jpg
材料(4人分)

鶏もも肉 50g
海老 4尾
レモングラス 1本
こぶみかんの葉 3枚
袋茸 4個
チリインオイル 大匙1
レモン汁 大匙2
ココナツミルク 大匙1
塩 小匙1
ナンプラー 大匙1
砂糖 大匙1
牛乳 250cc
水400cc
青唐辛子(プリッキーヌ) 6本(お好みで調整)
生姜 薄切り2枚

 

作り方
  • 水、レモングラス、生姜の薄切り、こぶみかんの葉、みじん切りにした青唐辛子(プリッキーヌ)、一口大に切った鶏肉、ナムプラー、チリインオイル、レモン汁、塩、砂糖を①に入れ中火で沸かす
  • 縦半分に切った袋茸を加え、背ワタをとり、殻だけむいた頭つきの海老を入れ、ひと煮立ちしたら、牛乳とココナッツミルクを入れて火を止め、お皿に盛り付けて出来上がり。
    好みでパクチー(香菜)を添えても。