何より料理が大好き

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宮澤奈々(みやざわ なな)さん

インタビュー 連載第3回

今月のサロネーゼは、「セ・トレボン」を主宰する宮澤奈々さん。カジュアル懐石・フレンチ・イタリアン・エスニックなど幅広いお料理と、お料理に合わせたセンスの良いテーブルコーディネートが学べるレッスンは大人気。今回は、宮澤さんが自宅サロンを開いたきっかけや軌跡、そして最近のご活動を伺いました。

掲載日: 2010/09/27(月)

●小さい頃から料理好き

20100827_s-53.jpg――今、レッスンはどのくらいの頻度で開催していますか?

宮澤さん 自宅では2ヶ月に1回開催しています。そのほか、依頼があったときに外部での料理講師などしています。

――幅広いお料理を教えていらっしゃり、レッスンは毎回内容が違うと伺いました。

宮澤さん 懐石やフレンチ、イタリアンなどのほか、最近はアジアンクラスも設けるようになりました。もともと食いしん坊なのでいろいろやってみたいんです(笑)。

――いくつかの料理学校でディプロムを取得されたとか。もともと料理の道を目指していたのですか?

宮澤さん いえいえ、全然です! ただ、お料理と、家族や友達を呼んでふるまうのが大好きだったので、いろいろ習いに行ったりして趣味で料理を勉強していたんです。日本とパリの料理学校に行ったのも、趣味の延長でした。

20100827_s-55.jpg――小さい頃からお料理好きでした?

宮澤さん はい、ずっと料理は大好きでした。小学校の頃から、図書館に行けば料理の本を借りてくるような子供でした(笑)。

――ご家族の影響でしょうか。

宮澤さん そうですね、母は添加物が大嫌いで、なんでも手作りする人だったんです。例えば朝は必ずパンをこねる音で目が覚めましたし、乳酸菌を発酵させてカルピスのようなものなど、飲み物も全て手作りしてくれていました。

手作りが当たり前で、買うことに抵抗を感じるというか・・、そんな環境でした。マヨネーズなども買ったものを食べたことがなかったですね~。

おやつも全て手作りでした。
でも、小さい頃は友達がスナック菓子を食べているのがうらやましくて、友達の家に行っては食べていました(笑)

――お料理好きはお母様の影響が大きそうですね!

●サロン開設のきっかけ

20100827_s-66.jpg――お料理サロンを開いたきっかけは?

宮澤さん  人を招くのが好きで、よくホームパーティをしていたんです。そこで、お出しするお料理のレシピを教えて、と言われて。

レシピをあげているうちに、「本格的に教えて」と言っていただくことが増えてきて、最初は友達5人に教えたのがスタートです。1996年頃のことです。

その後、だんだんと友達が友達を連れてきてくれたり、紹介してくれたりして、少しずつ集まってくださる方が増えていきました。

――それは素敵ですね!もう10年以上続けていらっしゃいますが、どんな生徒さんが多いですか?

宮澤さん 以前は夜もレッスンをしていたこともありましたが今は平日のお昼だけなので、私と同じ年代の方や子育てがひと段落した方など、結婚している主婦の方が多いですね。

3年くらい前にホームページを作ったのですが、それを見て申し込んで下さる方も増えてきました。

ホームページは陶芸家の知人が趣味でつくってくれたんです!写真は自分で撮ったものを使ってもらったのですが、本当に感謝しています。

●自分にとって心地よいペースで

20100827_s-1.jpg――いまやサロンは参加希望の方が多数とうかがいました。生徒さんに人気のポイントはなんでしょう?

宮澤さん いえいえ、そんな・・。なぜだかわからないのですが・・もしかしたら、気楽な雰囲気でしょうか・・。

レッスンは11時半から15時なのですが、話が弾んで19時くらいまでいらして、一緒にお夕飯たべることもしばしばあります(笑)。

――残念ながらいまは新規生徒さんの募集はストップしていらっしゃるようですが。

宮澤さん  はい、大変申し訳ないのですが・・。自宅でのレッスンは、いまは基本的には現在の生徒さんやそのご紹介の方のみで、2カ月に1回、自分にあったペースでさせていただいています。枠に空きがでたときにはブログやホームページでご案内をする予定です。

――ご自分にとって心地よいペースがわかってらして無理をしない姿勢、素敵です!

宮澤さん 自分にとって楽しく続けていくのが大事だなと思っているので、無理しないペースでやれたら・・と思います。

●広がる活躍の場

20100827_s-4.jpg――以前はケーキ屋さんに勤務、今は懐石料理教室でお手伝いもされていると伺いました。

宮澤さん そうなんです、世田谷のケーキ屋さんに勤めていたことがありました。元々、そこの先生にケーキ作りを学んでいたこともあり、数年間お店をまかされてやっていた時期があって、そのときはお店が小さいので一人でケーキを作って売っていました。

今は、懐石料理教室でアシスタントもしています。

――外部の料理教室の講師もしていらっしゃるとか。

宮澤さん 不定期ですが、依頼があったときにBOSCHさんでコンパ クトマシンやハンディブレンダーなどを使った料理講座や、東京ガスさんで料理講座をさせていただいたりしています。

できればこういった講座で多くの方とお会いできると嬉しいです。

――明日は新宿の伊勢丹の食器売り場で料理イベントをされるそうですね。(インタビューは宮澤さんが登場されるイベントの前日でした)

宮澤さん あ、そうなんです。IH対応の土鍋を使ったデモンストレーションをさせていただくのですが、そういったイベントは初めてで、ドキドキなんです・・

――今日の生徒さん方も応援に行く、とおっしゃってましたね。頑張ってください!

●テーブルコーディネートの工夫復習もしっかりと

20100827_s-97.jpg――レッスンに参加すると、みなさん宮澤流テーブルコーディネートとアイデアに魅了されます。

宮澤さん テーブルコーディネートは、以前ちょこちょこと習ったりしたのですが、なかなか習った通り同じように買い揃えることはできないですよね。なので、なるべく家にあるものや手持ちのもので工夫をしています。

お皿はそんなに替えることはできませんから、小物で色を変えたり。
かわり映えさせるのはなかなか難しいですが、いろいろ考えるのが好きなんです。

――コーディネートのアイデアは自然にわいてくるのですか?

宮澤さん 先に料理を決めて、それから考えるのですが・・そうですね、アイデアは降ってきます(笑)。あとは気分で決めたり、です。

――いつもアンテナを張っていらっしゃるのでしょうね。

宮澤さん うーん、そうかもしれないですね。好きなことなので、無意識のうちにあちこちにアンテナを張っているのかもしれません。

●買って良かった、と思える買い物を

20100827_s-17.jpg――長年お料理を楽しんでいらして、何か思い出の品はありますか?

宮澤さん このオイルポットと計りは長年使っているのですが、何年経っても気に入っています。
パリの料理学校に行った時に買ってきたのですが、ずっと飽きない思い出の品です。

買い物は、どちらかというと気に入ったものを買って、大事にするほうですね。
ちょっと高くても頑張って買った物って結局長持ちしますし、ずっと大事に使いますので。買って良かったな、とあとで思えるものを買うようにしています。

自然体で、"自分にとって心地よいペース"でお料理の楽しさを多くの方に伝えている宮澤さん。終始控えめに、でもシャンっと背筋を伸ばして1問1問丁寧に答えてくださり、とにかくお料理やテーブルコーディネートが大好き!という思いが伝わってきます。

次回(最終回)は、宮澤さんのお気に入りのお店や、サロン運営のこだわりなどをお伺いしますのでどうぞお楽しみに♪

次回へつづく 

 

前回インタビューはこちらから



インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=菊池友理
 

プロフィール

宮澤 奈々さん

「セ・トレボン」主宰

FFCC(上級コース)卒業、ディプロム取得
EcoleSuperieureDeCuisineFrancaiseParis校卒業、ディプロム取得。
イルプルーシュルラセーヌ(パティスリー本科卒業、ディプロム取得)。
フレンチ、イタリアン、カリフォルニアキュイジーヌのレストランにて研修。
多数料理教室にてフレンチ、イタリアン、中華、韓国、タイ、スペイン、パン、ケーキを学ぶ。
世田谷ケーキ店にて勤務。
1996年より料理教室開設。
懐石料理屋にて料理教室アシスタント。
現在東京ガスやBOSCH等のイベント講師をしている。

宮澤奈々さんのMySalonページはこちら
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レシピ

キョトート(タイ風揚げワンタン)

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材料

ワンタンの皮・・・1パック
豚挽肉・・・100g
海老ミンチ・・・100g
パクチーの根・・・1本
ニンニク(すりおろしたもの)・・・1片分
黒胡椒・・・小1/2
シーユーカオ(またはシーズニングソース)・・・小1
 

作り方
  • ボールに豚挽肉、海老ミンチ、クロックで潰したパクチーの根とニンニク、黒胡椒を混ぜる。
  • ①にシーユーカオを入れ、粘りが出るまで混ぜる。
  • ワンタンの皮に②を包み、180℃で揚げる。

スイートチリソースで頂きます♪
(粗挽き唐辛子:小1/2、酢:大2、砂糖:大2、ニンニク:少々、ナンプラー:少々を混ぜても作れます)

レシピ

パッタイ

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材料

卵・・・2個
豚挽肉・・・150g
海老・・・8尾
厚揚げ・・・1/2個
タクアン・・・5cm
紫玉葱(ホームデン)・・・4個
干し海老・・・20g
もやし・・・1パック
ニラ・・・1/2束
ピーナッツ・・・1/2カップ
ニンニク・・・少々
プリッキーヌファー ・・・大1
唐辛子粉・・・お好きなだけ
クエイティオセンレク・・・260g(水に戻しておく)
オイル・・・1/2カップ
レモン・・・櫛形切りお好きなだけ

【調味料】
水…100cc
タマリンド(お好きなジャムでも可)…25g
ケチャップ…30g
シーズニングソース…15g
砂糖…大1
ナンプラー…大2
チリソース…30g
 

作り方
  • フライパンに油を多めに入れ、卵を焼く。
  • 豚挽肉、海老、厚揚げを軽く炒め、クエイティオセンレクを入れ、少し柔らかくなったら調味料、もやし、ニラ、干しエビを混ぜ、タクアン、ピーナッツを添える。