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予約の取れない自宅教室~憧れのサロネーゼ~

今月のサロネーゼ 「いこまゆきこお料理教室」主宰 いこまゆきこさん

料理でまわりの人をハッピーに!

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インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、東京都港区で「いこまゆきこお料理教室」を主宰するいこまゆきこさん。 和食をベースに、旬の食材を使い、素材の持ち味を生かしたお料理が学べるレッスンは大人気で、遠方から通う方、長年毎回欠かさず通う方も多数です。 3月のある日のレッスンに伺った模様といこまさんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 最終回は、お教室運営で心がけていることやこれからの夢をうかがったインタビュー後半をお届けします。

掲載日:2016/4/25(月)

いこまゆきこさん

いこまゆきこさん

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キッチンづくりの工夫


――前のお住まいで教室を始めたのが2002年とのこと。その後こちらに移転されたわけですが、キッチンづくりはどのような工夫をされましたか?

いこまさん 前のキッチンはクローズドのスペースになっていて、カウンターに6枚お皿を並べるともういっぱいになってしまって。ですのでまずは「お皿を並べて盛り付けできる面が欲しい」というのが希望で、広いアイランドキッチンにしました。

建築家の先生は、1メートル以上幅があると拭きにくかったり生徒さんとの距離がありすぎるのではないか、と心配してくださいましたが、結果的に生徒さんにゆったり座っていただくこともでき、良かったと思います。

あと工夫したのは、「見えない場所」を作ったことです。
ダイニングテーブルからごちゃごちゃしているのが目に入るのがいやだったんです。デモンストレーションが終了すると同時にキッチンが片付いているのが理想ですが、普段ひとりで運営していますので、なかなかそういうわけにもいかなくて。

そこで、あえて「見えない場所」を作り、作って片づけるキッチンと見せるキッチン、と2つのスペースを使い分けています。


いこまゆきこ先生1

「教室を始めて良かったのは、素敵な方々にご縁をいただいたこと、幸せのお手伝いができていること」


――なるほど。レッスンがしやすいように、また、生徒さんが快適に過ごせるようにという配慮が込められているのですね。
ところでお教室を開始してもう14年になるわけですが、始めてよかったと思うのはどんなことでしょう。


いこまさん 料理教室をしなければ出会うことがなかったであろう素晴らしい方々と知り合うことができてよかったと思います。
また、料理を通じて、少しなりともまわりの方の幸せのお手伝いが出来ている、と感じることです。


心がけてきた大切なこと


――長年に渡り生徒さんに支持されているのは本当に素晴らしいことです。レッスンや教室運営でどんなことを心がけていらっしゃいましたか?

いこまさん 生徒さんひとりひとりに平等に接すること、安全・衛生的であること、帰るときに「来てよかった」「楽しかった」と感じていただけるように、ということを心がけてきました。

長く通ってくださる方にも、新しく参加してくださった方にも、常に「something new」、食材でも調理法でも何か新しいことを持って帰っていただけるように、と思っています。


いこまゆきこ先生2

「生徒さんへの愛情、情熱、探求心が大切。教えるというより、シェアするという気持ちです」


――来るたび新しい学びがあることは魅力的ですね。
長年続けていらして、お教室主宰者にとって大切なことはどんなことだと思われますか?


いこまさん やはりこのお仕事は「人が好き」ということが大切で、愛情、そして情熱、探求心が必要だと思います。

昔から人が家に来てくれて一緒に美味しいものを囲むのが大好きで、その延長線上でこの教室があります。
ですから実は、「教える」というより、「シェアする」という気持ちです。先生、と言われるのもあまり好きではないんです(笑)。

――そうなのですね!シェアする、伝えて共有する、という感覚、共感します。

いこまさん そんな思いもあって、例えば「この調味料が絶対いい」など言い切ることはしないようにしています。私はこれがいいと思いますよ、と伝えますが、好きなものは人それぞれ違い、選ぶのは生徒さんですよね。
私はこれがいいと思いますがご自分で選択してくださいね、そんなスタンスでお伝えしています。


長く続けるには、無理をしないこと


――お教室を長く続ける秘訣はありますか?

いこまさん 無理をしないで自分のペースを作るのが大事だと思います。
私も、振り返るとペースが変わってきています。
数年前まで年に9テーマ設け、1・5・8月以外は毎月レッスンをやっていましたが、今は年に6テーマぐらいにしています。

料理教室の運営は、レッスンのために様々な準備をし、あいまに次の試作をして・・と、見えない作業も多く結構大変だったりします。
最近は教室外の仕事も増え、体力のこともありますし、無理をしないペースにしています。

――健康管理も重要ですし、ご自分のペースを作る大切さがわかります。
今も勉強していることがありまか?


いこまさん まだまだ勉強ばかりです。どんどん知りたいことが増えていっています。
特に発酵や食材に関することや、「美味しさ」「うまみ」について、体によい食材や食べ方、調理の温度と食材の変化についてなどです。
そのほか、産地に足を運び、自分の目でみること、生産者、作り手の方に直接お話を聞くことを心がけています。


いこまゆきこ先生3

「まだまだ勉強。これからも常に「something new」を提供していきたい」


――最後に、これからの夢やお教室の展望を教えてください。

いこまさん これからもいつもレッスンで「something new」をご提供できるように心がけたいと思います。
通常はデモンストレーションスタイルですが、キッチンが広くなったので「一緒に作る」レッスンも増やしたいですね。

いま、食に関して二極化が進んでいると感じます。教室に来て下さる方はお料理好きな方が多いですが、そうではなく、どちらかというと料理が苦手、という方に対して、「気取らない、普段着のシンプルな一汁二菜」をご提案したいとも思っています。
料理を作ることに対するハードルを下げたい、楽しさを伝えたい。料理で回りの人をハッピーに出来ればうれしいです。

また、昨年レシピ本を出版し、生徒さんはもちろんのこと、なかなかレッスンに参加出来ない方にも喜んでいただけたので、機会があればまた出版にもチャレンジしたいです。

――料理でまわりの方をハッピーにすること、素敵ですね!これからもいこまさんならではのお料理を通じたご活動が楽しみです。今日はありがとうございました!

いこまさん こちらこそありがとうございました!


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お話しを伺い、いこまさん自身がお料理を楽しんでいること、ご自身のペースとスタイルを持ち自然体でいること、生徒さんに「教える」のではなく「シェア」するという感覚が心地よい雰囲気を生み、お教室の魅力になっているように感じました。
いつも新しい何かに出会える楽しみも詰まった、素敵なお教室でした。


( おわり )
前回の記事はこちら


★いこまゆきこさんへの7つの質問はコチラ
★生徒さんからの声はコチラ


インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介



プロフィール

いこまゆきこさん

いこまゆきこさん
大阪出身、大阪育ち、東京在住。
子供の頃から食いしん坊で、小学生の頃から台所のお手伝いが大好き。
大学卒業後はメーカーにて海外広報、社内報、海外渉外の業務に携わり、充実の毎日を過ごすものの、一生の仕事をしたい、と退職。
30歳を目前にエコールキュリネール国立(現:エコール辻 東京)辻日本料理専門カレッジに入学し、18歳の若者達と料理三昧の日々を過ごす。
卒業後は、斉藤辰夫料理教室助手、西麻布テーブルスタジオタキトーにて著名シェフ、料理人のアシスタントをつとめ、和食のみならず、フレンチやイタリアン、中華やエスニック、第一線のシェフより直伝いただく。
2002年10月より渋谷区の自宅にて料理教室を主宰。
2013年2月に港区南青山に移転。

日本発酵文化協会 上級認定講師(味噌、醤油、甘酒、麹)「発酵マイスター」「発酵プロフェッショナル」取得
漢方養生指導士中級取得。「漢方スタイリスト」
茶道(裏千家)・フラワーアレンジメント(マミフラワー)のお稽古も継続中。

旅が大好き。旅先では醤油や味噌や日本酒などの発酵蔵、野菜や米の農家など「食材の作り手」さんを訪問しています。市場や地元のスーパー探検も楽しみのひとつ。

サロン情報

「いこまゆきこお料理教室」

教室では、和食を基本として、フレンチやイタリアン、中華、エスニックも取り入れ、おもてなしや毎日のごはんにぴったりのレシピを中心にご紹介しています。
また旬の食材の扱い方、だしのひき方、魚の三枚おろしなど料理の基本もお教えします。
日本発酵文化協会の上級認定講師でもあり、塩麹や醤油麹や甘酒を使ったお料理も登場します。

講習は5品前後、1時間~1時間半程度のデモンストレーションを行います。
デモ中は、たくさんお味見をしていただきます!
食材や調味料・・・まずは味を知ること、感じること。それがお料理上手への一歩です。

簡単な調理や盛り付けは挑戦していただくこともあります。
ご試食はお食事会形式で。おしゃべりを楽しみながらゆっくりとお召し上がり下さい。

ジャンル:

家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、中華、薬膳、エスニック、健康食、日本酒、ワイン、おもてなし、テーブルコーディネート、その他

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、少人数制(6人以下)、体験教室あり、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり

所在地:

東京都港区南青山

ホームページ、ブログ:

http://ikomayukiko.com

マイサロンはこちら

レシピ

豆腐とホタルイカ、アスパラガスのサラダ 人参ドレッシング
豆腐とホタルイカ、アスパラガスのサラダ 人参ドレッシング
材料
(2~3人分)
・木綿豆腐 1丁(300g)
・ホタルイカ 1/2パック
・アスパラガス 1束

人参ドレッシング
・人参 100g(約1/2本)
・白味噌 50g
・塩 1つまみ
・酢 50g
・EXオリーブオイル 50ml

作り方
  1. 豆腐は水切りし、食べやすい大きさに切る。
  2. ホタルイカは洗って水気をとり、目とくちばしを取り除く。
  3. アスパラガスは茹でて3㎝位の斜め切りにする。
  4. フードプロセッサーかミキサーにドレッシングの材料を入れ人参の粒が少し残る程度まで撹拌する。
  5. 豆腐、アスパラガス、ホタルイカを4のドレッシングで和える。(食べる直前に!)

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