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予約の取れない自宅教室

仕事と家庭を自分のペースで楽しむ素敵なサロネーゼ。
人気の自宅教室を訪問し、輝いている秘密をインタビュー

「今が1番楽しくて幸せ!~自宅教室開校までの軌跡~」

[2009年02月16日(火)]

  1. レシピ
  2. 関連講座

第4回目にご登場いただくサロネーゼは、ご自宅の3階を素敵なキッチンとお教室にリフォームし、マクロビオティック料理教室G-veggie(ジー・ベジィ)を主宰。またマクロビオティック・コンサルタント、食育インストラクターとしてもご活躍の佳子ヴォスさんです。「今よりもっと美しく、そして健康になるためのマクロビオティック」をテーマにしている自宅料理教室の人気の秘密、そして、たくさんの生徒の方に愛されている佳子さんの魅力をお伝えします。

マクロビオティックとの運命的な出会い!

マクロビオティックとの運命的な出会い!

「もともと私はあまり料理が得意ではなかったの」と話す佳子さん。「私の母は料理の天才!家族は全員、母の作る料理が世界で一番おいしいと思っているのですよ。」いつもお母様が愛情たっぷりの美味しい料理を毎日作ってくれていたことで、佳子さん自身は料理をする機会があまりなかったそうです。そんな佳子さんが、マクロビオティックと出会ったのは6年程前、アメリカ人のご主人の肝硬変が発覚した後のことでした。「インターフェロンという強い薬を使っての西洋医学の治療を開始したものの、身体に合わずたった一ヶ月で普通の生活が困難になる程に・・・。そこで、プラセンタ療法という代替医療に切り替えることを決断しました。このような代替医療の治療法で効果をあげるためには、食事や生活習慣も改善する事が必要だと主治医の先生に言われたのですが、食事を改めるといわれても、具体的に何をしていいか分からなくて…」。そんな話しを友人にしたところ、紹介されたのがマクロビオティック。当時、出版社の編集者だった佳子さんは仕事が不規則で、マクロビオティックのお教室に通うことが不可能だったので、本を読んで勉強したいと思ったそうですが、当時はマクロビオティックの本がほとんど出版されてなかったそうです。「世の中に本が存在しないなら、自分で作ってしまおう!」と早速友人の通っていたマクロビオティック教室の奥津典子先生にマクロビオティックの入門編の本を書いてくださいとお願いし、その取材と称して奥津先生の教室に通い始めました。 そしてここから、佳子さんのマクロビオティックへの道が開かれることとなります。

今までの人生全てが、マクロビオティック自宅教室の為にあった!

今までの人生全てが、マクロビオティック自宅教室の為にあった!

吉祥寺の奥津先生の教室は、マネージャーであるご主人様との二人三脚で運営。しかも自宅で教室を開催されていたのです。「編集者としてたくさんの著者の先生方とお付き合いをしていくうちに、私もいつか何かを伝えられる人になりたいと思うになっていました。ですから、お食事法からライフスタイルまでを提案できるマクロビオティックのお教室を拝見して、思わず“私もやってみたい“と思ったのです。」それまで、驚くほど多種多様な仕事を経験していた佳子さん。初めての職種は建設会社の受付嬢。そこで様々な世代の人とも積極的にコミュニケーションがとれる力を身につけたそうです。その後は英会話スクールのマネージャーに。スクールの立ち上げや運営などの知識が増え、次に勤めた経営コンサルタント会社では、その能力を買われ難関を突破してみごと採用。そしてその会社では、経営力やコンサルタントのノウハウをしっかり身につけるとこができたそうです。「うどん屋の女将だったこともあるのですよ。」と笑う佳子さん。短い期間でしたが、実際に飲食業の経営・経理・マネジメントを経験することができました。そして最後は、運命的なマクロビオティックとの出会いがあった出版社での編集者としてのお仕事。このとき培った編集力は、今も料理教室の案内文やブログを書くときに大いに役立っています。マクロビオティックに出会って初めて、これまで経験して身につけた様々な知識や能力のすべてが、マクロビオティックの自宅教室を主宰するための長い道のりだったのだと実感されたそうです。

夢に描いた自宅でのお料理教室を実現させるにあたって、「スクールを経営・運営していくノウハウはこれまでの多様な仕事のおかげで頭の中でスッキリと組み立てることができましたが、肝心なマクロビオティックの知識がない!」ということに気づき、マクロビオティックの資格を取得するためにアメリカに留学することを決意。でも肝心な英語力が不足していたので、夢を見つけてから1年半、他のお教室のリサーチをする傍ら、英語の勉強に専念したそうです。そして念願の留学後、初めてのクラスの自己紹介で、「私は日本に帰国したら、すぐ自宅教室を立ち上げます!」と宣言したそうです。講師の方々やクラスメイトたちは佳子さんの決意表明にとってもビックリしたそうですが、気持ちを素直に言葉にしたからこそ、留学中の講師やスタッフの対応や、クラスメイトからのアドバイス、そして耳に入ってくる情報の一つ一つがお料理教室の開業にあたって役に立つものばかりで、夢の実現にどんどん近づくことができたそうです。

背伸びせず、ありのまま自分を出す事の大切さ

背伸びせず、ありのまま自分を出す事の大切さ

取材でうかがった日は、佳子さんの妹の朋子さんを中心に、インストラクターコース生徒さんも調理実習の準備をされていました。「私は自分で出来ないことは、素直に“できない”って言う主義。自分をごまかさず、背伸びもしない。ありのままを出すことで、しょうがないなぁって周りの方々も、応援してくださるの」と佳子さん。「私の自慢は生徒さんに恵まれていること。G-veggieに通ってきて下さる生徒さんは、本当に素晴らしい方ばかりで、食べることや健康だけではなく、環境に関しても関心があり、人間力の高い方ばかりです。」そんな自宅料理教室では、マクロビオティックの理論を学ぶ講座と、佳子さんと朋子さんが考案したオリジナルレシピでマクロビオティックのお料理がしっかり学べる調理をバランス良く学ぶことができます。「毎年4月に通いを始めたばかりの頃から月日が経てば経つほど、皆さんどんどん健康で美しくなっていきます。また受講中の生徒さんとは、講座以外の時間に1対1で、その方にピッタリの食事方法や生活スタイルを無料でアドバイスしていますので、生徒さんのちょっとした変化でもすぐに気がつくことができるのです。」そんな佳子さんの料理教室の生徒さんの中には、福岡から通われている方もいらっしゃる程、熱心な方もいらっしゃいます。「一番に考えるのは、生徒さんの事。」料理教室のスケジューリングは、自分の都合よりも常に生徒さんの希望を優先させているそうです。

生徒さんの夢は、私の夢!全力で応援したい。

生徒さんの夢は、私の夢!全力で応援したい。

佳子さんにとっての今後の夢って一体何なのでしょう?「現在、150名ほどの生徒さんがいますが、教室の規模は現状維持でいいと思っています。一人ひとりの生徒さんの顔と名前を覚えて、しっかり向き合っていくことにより、一人でも多くの生徒さんの夢を叶えるお手伝いがしたいのです。」G-veggieインストラクターコースは、将来自分でマクロビオティック教室を始めたいと思っている方を対象にしています。佳子さんが今まで培った幅広い人脈、そして経営コンサルタントとしての能力やスクール立ち上げの経験をフルに活かして、サロネーゼの卵たちを応援するのが夢。この日、お手伝いにきていたG-veggieのインストラクターコースに通う真由美さんも、マクロビオティックのデリをオープンするのが将来の夢。「真由美さんのマクロビオティック・デリがG-veggieの近くにオープンしたら、私が一番嬉しいし、絶対に一番の常連客になりたい。」そう話す佳子さんは、生徒さん一人ひとりを大切に思っていて、いつも明るくポジティブ。人を惹きつける魅力にあふれた佳子さんから、生徒さんたちは常に笑顔と元気、そして夢をもらえるのではないでしょうか。

G-veggieの名前の由来を伺うと、GはGrain(穀物)、veggieはVegetable(野菜)の意味なのですが、実はG・Vは旦那様のイニシャルなんだとか!「料理教室のどこかにマクロビオティックと出会うきっかけをつくってくれた主人を表現したかったの…」家族を大切にする佳子さんだからこその素敵なエピソードですね。

番外編

番外編~G-veggie自宅料理教室を見学編~

今回のテーマは【冬の簡単メニュー】!そして気になるレシピは、「玄米粥のふっくら蒸しパン」「根菜タップリのクリームシチュー」「ごぼうと切り干し大根のパスタサラダ+今日もモリモリ味なし青菜」の豪華4品です。

まずは佳子さんからメニューや材料の紹介、そして簡単な調理のデモンストレーションが行われました。ここで使用する材料は、佳子さん自身がセレクトした、身体に良いこだわりの製法で作られた安心で美味しい食材ばかり。(なおG-veggieには、実習で使う調味料や食材が直接購入できる生徒さんの為のマーケットもあり、特別に10%オフで購入出来るのも嬉しいサービスです。)シチュー&蒸しパンとサラダ&ゆで野菜の2つの班に分かれて、調理開始!まな板からは、たっぷりの野菜をリズム良くトントンとカットしていく心地よい音が。また、お鍋からもグツグツという音とともに、部屋中に漂う野菜や玄米のやさしい香りが広がりました。そんな音と香りにうっとりしているうちに、生徒さん11名の見事なチームワークで、あっという間に4品が出来上がりました。

番外編

圧力鍋ですっかり柔らかくなった根菜類に米粉と豆乳からできたとは思えない程のトロッとした「根菜タップリのクリームシチュー」。白みそのコクが絶妙です。そして、玄米と全粒の薄力粉をたっぷり使った「玄米粥のふっくら蒸しパン」は、玄米の自然の甘みで、食べるのがもったいないくらい美味!見た目はふっくら柔らかいのに、おなかにしっかりたまる食べ応えでとてもオススメです。今回はシンプルなプレーンタイプでしたが、サツマイモ・かぼちゃやりんご、ドライフルーツやナッツを入れたりと、アレンジも楽しめる一品。そして、「ごぼうと切り干し大根のパスタサラダ+今日もモリモリ味なし青菜」は、隠し味にマスタードが入ったドレッシングの程よい酸味の味付けに、ごぼうと切り干し大根の歯ごたえもちょうど良いバランス。「一日の食事の総重量の中で50~60%の穀物をとる」ことを大切にするマクロビオティックの考え方で、サラダの中にきちんと全粒のパスタもプラスされていました。

他とはひと味ちがうレシピのヒミツ。佳子さんと朋子さんは、料理上手なお母様の作る朝食からアイディアをもらったり、二人で意見交換したりしてレシピの開発に励んでいるのだそう。週末に必ず遊びにくる甥っ子さんはお菓子の辛口審査員で、アメリカ出身の佳子さんの旦那様のアドバイスは、育った環境が異なるからこそ気付くセンスや味のアクセントのアイディアが新鮮で、とても参考になると言います。「昔から家族の仲の良さは近所でも評判でしたし、家族の絆はびっくりするほど強いです(笑)。その理由は、母の料理が世界で一番美味しくて、いつもお家でみんな揃ってご飯を食べていたから。我が家はずっとキッチンが家族の中心だったのだと思います。」佳子さんの幸せの原点は、家族の笑顔が集まるキッチン、そして食卓だったのですね。

佳子 ヴォス  Yoshiko Voss
プロフィール:
有限会社Harimaya 代表取締役
 
マクロビオティック・コンサルタント/食育インストラクター
1963年東京生まれ。大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。
1993年より出版社に勤務。書店営業ののち単行本編集者となる。
『Organic base マクロビオティックと暮らす』(奥津典子著・ビジネス社刊)『マクロビオティック 30分deフルコース』(ローラ小林著・ビジネス社刊)の編集を担当。
2005年に退職後、アメリカのKI(クシ・インスティテュート)キャリアトレーニングプログラム・レベル3を卒業し、インストラクターの資格を取得。現在はレベル6(カウンセラーコース)在籍中。
2009年4月よりアクト・インターナショナルスクール(静岡)で、マクロビオティックの食事アドバイスができるプロのエステティシャンとアロマセラピストを養成する講座を開講予定。
レシピ
玄米粥のふっくら蒸しパン(4人分)

玄米粥のふっくら蒸しパン

材料

  • 全粒薄力粉・・・200g
  • 甜菜糖・・・大さじ1
  • ベーキングパウダー・・・大さじ1
  • 塩・・・小さじ1/4
  • 菜種サラダ油・・・大さじ2
  • 残り玄米ご飯・・・100g
  • 水・・・160g
  • 豆乳・・・30cc

作り方

  1. 全粒薄力粉・甜菜糖・ベーキングパウダー・塩をボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜる
  2. 残り玄米ご飯と水を鍋に入れ、柔らかくなるまで煮る。
  3. 2と菜種油をハンドミキサーにかけ液状にする。
  4. 1のボウルに3を入れ、ヘラで切るように混ぜる。
  5. 豆乳を加えながら生地の様子を観察し、生地がまとまってきたらボウルから出し、手でこねる。
  6. 出来上がった生地に乾燥しないようにラップをかけ、30分くらい休ませておく。
  7. 6の生地を四等分にし、きれいに丸めたらクッキングシートを敷いた蒸篭におく。
  8. 7の沸騰したお湯が入った鍋に蒸篭をかけ、15分間蒸す。
根菜タップリのクリームシチュー(4人分)

根菜タップリのクリームシチュー

材料

  • 玉ネギ・・・1個
  • 蓮根・・・100g
  • 人参・・・100g
  • シメジ・・・1/2パック
  • 塩・・・小さじ1
  • 米粉・・・大さじ4
  • 水・・・400cc
  • 豆乳・・・400cc
  • 菜種油・・・少々
  • 白みそ・・・大さじ1&1/2
  • 彩り用・・・パセリ

作り方

  1. 玉ネギは串切り、蓮根と人参は一口大の乱切りにする。
  2. シメジはいしづきをとり手でほぐしたら、小さじ1の塩をまぶしておく。
  3. 圧力鍋に菜種油を熱し玉ネギをよく炒め、次にシメジを炒める。
  4. 次に蓮根・人参を炒め、全体に油がまわったら分量の水を入れて蓋をする。
  5. 鍋を強火にかけ、圧が上がったら弱火にして10分煮込む。
  6. 時間になったら鍋を火から下ろし、圧が下がったら蓋をあける。
  7. 白味噌は鍋の汁で溶いておく。
  8. 6に米粉を少しずつ入れて火にかけ、とろみがでてきたら豆乳を加える
  9. 沸騰する直前に白味噌を入れ、味をみる。
  10. お皿にシチューをもり、パセリを散らしたらできあがり!!
ごぼうと切干大根のパスタサラダ(4人分)

ごぼうと切干大根のパスタサラダ

材料

  • ごぼう・・・50g
  • にんじん・・・40g
  • 切干大根・・・20g
  • パスタ・・・50g
  • 水菜・・・1束

ドレッシング

  • 白ゴマペースト・・・大さじ3
  • りんごジュース・・・大さじ2
  • 醤油・・・大さじ1・1/2
  • 粒マスタード・・・大さじ1
  • 黒ゴマ・・・大さじ1
  • レーズン・・・大さじ2

作り方

  1. 切干大根は軽く水洗いしたら少量の水に浸し5分くらい戻す。
  2. 1が柔らかくなったら水気を絞り1cmに切っておく。
  3. ごぼうとにんじんは、細めの千切りにしておく。
  4. 水菜は3cmに切っておく。
  5. 黒ゴマは、ローストしておく。
  6. レーズンは、粗みじんに切っておく。
  7. ボウルにドレッシングの材料を入れ、良く混ぜ合わせておく。
  8. 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら小さじ1の塩を入れ、パスタは手で8等分位の長さに折ながら鍋に入れ、8分間茹でる。
  9. 茹で上がる3分前になったら、ごぼう・切干大根を加え、1分前になったらにんじんを入れる。
  10. 茹で上がったら、ザルに上げ水気を良く切り、5のドレッシングで合える。
  11. 粗熱が取れたら、皿に水菜を敷きサラダを盛り、ブロッコリーで飾り付ける。

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    マクロビオティック料理教室 G-veggie  http://g-veggie.com
    〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
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