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予約の取れない自宅教室

仕事と家庭を自分のペースで楽しむ素敵なサロネーゼ。
人気の自宅教室を訪問し、輝いている秘密をインタビュー

「もっともっとお料理の楽しさをお伝えしていきたい」

[2008年12月05日(木)]

  1. レシピ
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第2回目にご登場いただくサロネーゼは、銀座のお寿司屋で料理の基礎を学んだと言うなかなか出来ない経験を持つ是友まきさん。自由が丘の閑静な住宅街に位置するお教室は、一歩入ると、天井が高く開放的な空間に、ステージの様に対面キッチンがレイアウトされた心地よい空間が広がっていました。ファンの方も多く、いつもすぐに埋まってしまうと言う、料理教室の人気の秘密をお伺いしました。

ダイナミックに魚を捌く!是友流料理教室

「お料理教室をはじめたくて “銀座 すしもと”というお寿司屋さんで、和食の基本や魚の知識を学んだんです」寿司屋での料理人経験をもつ是友まきさんの教室は、ダイナミックに魚をさばいたり、料理屋しか知らない小技を教えて頂けたりと、他の料理教室とはかなり趣向が異なります。是友さんの教室は、2クラス構成。お料理の基本から学べるクラスがある一方で、築地の魚でも料亭クラスのものを使用したりと、食材・調味料にもとことんこだわったクラスがあるんだとか。「もともとお料理が大好きな方にも、もっとお料理にこだわりたい方にも、きっと楽しんでいただけると思います。」笑顔で語る是友さんの自宅教室には20代から70代の方までと、幅広い年齢層の方がいらっしゃるんだそう。「普段は夜のコースにいらっしゃるOLさんが、いつもと違う雰囲気を楽しみたいからと昼間のコースに有給をつかって遊びに来てくれることもあるんです!」是友さんの料理教室は、“また行きたい”魅力に溢れています。

会社員から転身。料理の世界へ飛び込んだきっかけ

「やっちゃえ!という性格につきますね。(笑)もともと料理が大好きで、それ以上に人をもてなすことがとにかく好きで。」以前は会社勤めをされていたという是友さん。動き出す転機となったのは、体調を崩された事でした。「ものすごく忙しかったので、食生活は乱れ、コンビニ弁当や外食の日々。それで入院をしてしまったんです。大好きな食べ物やお酒が原因で体を壊してしまったことを大いに反省しました。そして、同じように食が原因で体を壊してしまった人たちに、大好きなお料理とおもてなしを通して、少しでも自炊の楽しさをお伝えしたいと思ったんです。」良いお醤油は豆腐にかけるだけでもおいしい。“料理”とか“調理”だとか気張らないで、おいしいものを知り、楽しんで自分で料理をする人を増やしていきたいのだと是友さんは言います。

日本人として、和食の良さを伝えたい!

「何をやるかと思った時に、日本人なら寿司だなと。(笑)」思い立ったら即行動!是友さんは、「銀座すしもと」で学びはじめます。「“おもてなし”って洋食に偏りがちですよね。でも、日本には日本の良いお酒があるのだから、それを活かす「和食」や「魚」の料理を選んだんです。大学時代、外国人に日本語を教えるという学科にいたこともあり“日本人として”和食の良さを伝えたいと思ったのも、和食を主軸においた理由のひとつですね。」和食は引き算の料理だと語る是友さん。最後に残ったものが最大限の魅力が発揮されるように引いていく。そんな、和を尊びシンプルに美しく魅せるスタイルが空間の演出にも生かされています。「ちょっと頑張れば自分にも出来そう!そう思えるものが一番参考になりますよね。インテリアやテーブルコーディネートもあまり“非日常的過ぎないこと”を心がけています。」

5人からのスタート。多くの葛藤から得たもの

強い思いを持ってスタートさせたお料理教室。しかし軌道に乗るまでのプロセスは、決して楽なものではありませんでした。「はじめは友人の中で来てくれた5人が唯一のお客様でした。なかなか人は集まらないし、食材も余る。利益は出ないし赤字が続く。メンタル的にかなり辛い時期もありました。でも、“それでもやりたいのか”“何のためにやるのか”を自分に問いかけた時に“好きで始めたことだし、生徒を増やすことが目的ではない”ということに気づいたんです。おもてなしがしたくて、人に喜んでもらいたい。そういう思いでやっていけば自然と人は集まるだろうと。」そんな彼女の料理教室は、今や口コミでどんどん広がり、大勢のファンの方々に愛されています。これからも友達を呼びたくなるような、楽しめる料理教室を目指しますと、熱く意気込みを語ってくださいました。

底なしの行動力と経験に裏付けられた、オンリーワンの魅力

寿司屋での経験もそうですが、是友流というオリジナリティは、幅広い分野での驚くべき挑戦心に裏付けられていたんです。「実は・・・素潜りをします!魚は鮮度の目利きと言いますが、死んでいる状態ですよね。生きている状態で見るとやっぱり全然違うんです。出来るだけ近くで魚を見たくてはじめたんですよ。」お話を伺っていると次から次へと目を見張るような発言の数々。「食器のデザインや制作、販売もしています。理想の物は探すより、自分で作った方が早いですからね!(笑)」その他にも、和食をやるからにはと着物や茶道を学んだり、食育の勉強をしたり…。「料理人じゃなくて、人に伝える仕事だから“話し方”の勉強もしています。お料理はリズム感が大切だと思うので楽器や歌、タップダンスをやったりもしています。あとは何をやってたかなあ…」彼女のお料理教室の魅力である、食材にこだわる姿勢や教室の雰囲気、お話の豊富さや楽しさには、こうした数々の経験に裏付けられた土台作りと、それを楽しんでやってしまう底なしのバイタリティによるものなんですね!

奥様は女優。キッチンという舞台で大いに輝いて欲しい!

「料理を“習う”のではなく“楽しむ”ために、ここに来ています!」是友さんの教室は生徒さん達にも大好評!「私自身も楽しんで、皆さまにも楽しんでいただいて…それが一番の幸せです。」自宅で料理教室をやるからこそ、なによりも家庭が大切だと語る是友さん。家庭と仕事の「両立」という考え方はしないんだとか。「2つに分けるからどちらかが辛くなる。全部ひとつで自分の人生だからまあるい私でいたいんです。仕事の後、料理を『作らなきゃ』と思うとすごく面倒ですよね。でも、その1つ1つの行程をどれだけエンターテイメントとして楽しめるかが大切です。これからも、私自身が料理を楽しみながら、皆さまにももっともっとお料理の楽しさをお伝えしていきたい。」“料理をとにかく楽しむ”、そんな是友さんのまっすぐな姿勢。彼女は、私たちに料理の楽しさを教えてくれる、素敵な伝道師です。

是友まき
プロフィール:
Ristorante我が家主宰
魚料理・酒肴研究家  野菜ソムリエ  食器デザイナー
幼少より祖母・母より料理を習い、「食」の世界に興味を持つ。聖心女子大学卒業後、「銀座すしもと」にて修業し、和食・魚料理の基礎を学ぶ。その後、和食をもっとスタイリッシュに楽しむコツを提案するため、Ristorante 我が家を主宰。テーブルコーディネートの気軽な楽しみ方や、お酒 とのコラボレーションを交えた独自のレッスンスタイルが人気。現在は、料理教室主宰の他、レストランメニューの開発・オーダーメイド食器の販売、手作り愛犬フードの開発も出がける。

Ristorante我が家
ホームページ:
http://www.r-wagaya.com/

レシピ
金目の茶巾蒸し

金目の茶巾蒸し

材料(4人前)

  • 金目鯛・・・4切れ
  • 蓮根・・・400g
  • 片栗粉・・・大2
  • 白板こぶ・・・1枚
  • 塩・・・適量
  • 煎り銀杏・・・2個
  • ■ソース■
  • みりん・・・大1
  • 白醤油・・・大1
  • 一番だし・・・350cc
  • 塩・・・小1
  • 水溶き片栗粉・・・大1
  • ラー油・・・適量

作り方

  1. 蓮根は皮を剥いて適当な大きさに切り、ミキサーにかける。
  2. 1を軽く絞り水気を取り、片栗粉を混ぜる
  3. 金目鯛は塩をして丸めた2の上に乗せ、ラップで茶巾にし、10分蒸す
  4. 蒸しあがった3の上に煎り銀杏を乗せる
  5. ソースはすべて混ぜてフライパンで温める

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