- Dreamia Club Home
- インタビュー・ブログ
- 伝えたい!美味しいこだわり食材
- 旬の野菜・果物を知ることは・・・ 小さな冒険!
読む
旬の野菜・果物を知ることは・・・ 小さな冒険!
コラム 連載第1回
サポーターの甲斐直子さんは、「人の心とお腹を繋ぐハッピーな懸け橋になりたい」という思いで、フードジャーナリスト、フードアナリスト、フードコーディネーター、フードライターとして活動し、生活者目線を大切に、わくわくするような食の情報やトレンドを発信されています。今回は、今が旬の果物、「まくわ瓜」の誕生から歴史、おすすめの活用方法までを甲斐さんにたっぷりと伺いました。
掲載日: 2010/08/25(水)
夏の定番 まくわ瓜
日本全国には普段お店では見ることの出来ない魅力的な野菜・果物がたくさん存在します。
食と文化・歴史の繋がりはとても深く、一つの野菜・果物の誕生やそのストーリーを知りたいと願う時、それはもう・・・小さな冒険のはじまりです!
さて、今回ご紹介させていただくのは、「まくわ瓜」です。
まくわ瓜とは・・・その昔、日本の夏の代表的な果物の一つとして、夏の日差しで渇いたのどを潤してくれ、また、そのほのかなやさしい甘さは日本の家庭の食卓で愛される定番フルーツだったようです。
明治時代には、「メロン」と称され売られていた歴史があるため、ご家庭によってはメロンと伝えられ、信じて?大人になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このメロンの祖先種が日本に伝来したのは紀元前のことで中国から入ってきたとされています。
縄文時代には日本に於いても栽培されていたと推測され、弥生時代後期の登呂遺跡から種子が発見されています。「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」などの古い文献に詠まれる瓜とは、その全てがまくわ瓜を指しているものと考えられています。
名前の由来は、美濃国(現在の岐阜県南部)真桑村(現在の本巣市)でよく作られていたため、その地名から 真桑瓜=まくわ瓜 と呼ばれるようになったようです。
日本では現在、メロンの座を西洋メロンに奪われ、お店ではなかなか見ることの出来ない果物の一つとなってしまいましたが、夏のお馴染みフルーツの「プリンスメロン」は、まくわ瓜と西洋のスペインメロンの一種(シャランテ)とを交配させて誕生したと言われています。
韓国ではチャメと呼ばれ、現在でも夏のポピュラーな果物の一つとして、各地で栽培され、郊外や農村には直売所が設けられるほどです。
まくわ瓜のおいしい楽しみ方
まくわ瓜には豊富なカリウムが含まれ、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防効果があります。カリウムには水分バランスの調節をする働きもあり、利尿作用やむくみ解消にも効果的です。またアンチエイジング効果のある抗酸化作用も強いとされています。
皮をむき、切らずにそのままかぶりついたり!三日月状に切って先割れスプーンなどですくったりして、まるごとそのおいしさをいただくのもGOOD!メロンと違ったさわやかで、すがすがしい甘さはとても上品。熟したまくわ瓜は見た目も美しく、甘い香りが漂います。
また、流通の欠点とされる皮の薄さは、むきやすく、食べやすいという長所とも言えます。
日本人が古来から親しみ、食べてきたまくわ瓜がこのままだんだん食べられなくなってしまうのは、とても淋しく、残念なので、その日本古来から伝わる伝統とおいしさを多くの方々にお伝えしたいと願って、まくわ瓜のおいしさを楽しんでいただけるよう【お料理レシピ】・【デザートレシピ】をそれぞれ1品ずつご紹介したいと思います。
私自身が主宰しております「Foamy's」では、世界の家庭で愛される世界の家庭料理とお菓子を○○編として、さまざまな国々のレシピをレッスンを通じてご紹介させていただいています。
詳しくはこちら→http://ameblo.jp/foamys/
一つ目のお料理レシピは、「ベトナム編」のレッスンを企画する際にいつも頼りにしているベトナム人の友人から教わったベトナムの家庭で愛されているレシピをヒントにまくわ瓜のさわやかな甘さの果肉とその種の周りにあるおいしいジュースを生かし、ベトナム料理の特徴でもあるたっぷりの野菜を使ったベトナムと日本のドッキングレシピ"冷菜サラダ麺"です。
夏の厳しい暑さを元気に乗り切るまくわ瓜のさわやかな甘みとたっぷり野菜のビタミン、ミネラル、豊富な食材を使った華やかな色彩は、減退しがちな食欲も蘇らせます!一皿で栄養満点なお食事メニューです!大皿にたっぷり作って、パーティーメニューとしてもおすすめです。
二つ目のデザートレシピは、簡単に季節のフルーツをおいしくいただけるスムージー。さまざまなフルーツを使って、その季節の旬の味覚を楽しめるお気に入りのスムージーを発見してみるのも楽しいですよ♪
次の記事、「ビーツ」はこちらからどうぞ。

甲斐 直子
Dreamia Clubサポーター
幼少期より滞在した海外で心温まるホームメイドの家庭料理・お菓子・食文化や歴史に深く興味を持つ。食への興味はどんどん広がり、料理研究家、フードコーディネーターとして、主に食品会社の商品開発やレシピ提案などに携わっています。食に秘められた文化や歴史、お話や物語を交えたレッスンを通じて、食の魅力を多くの人に丸ごと楽しんでいただきたい、食を通じて「世界散歩」世界の家庭料理・お菓子をテーマに料理・お菓子教室、イベントをFoamy'sとして、月に2回~3回ペースで主宰しています。
食の世界散歩Foamy's世界の家庭料理&お菓子教室
ゴイ・ガー風 まくわ瓜の冷菜サラダ麺
(2~3人分)
【冷菜】
まくわ瓜・・・1/4個
えび・・・6~9個
豚バラ肉・・・100g
プチトマト・・・9個
きゅうり・・・1本
キャベツ・・・50g
もやし・・・1袋
青唐辛子・・・2~3本
ミントの葉・・・適量
コリアンダー・・・適量
輪切りライムまたはレモン・・・2~3枚
ピーナッツ(粗く砕いたもの)・・・50g
揚げ麺・・・1袋(2人分)
皮つき生姜・・・1切れ
【たれ】
まくわ瓜の種の周りのジュース・・・1/4個
ヌクマム・・・大さじ2
レモンまたはライムの絞り汁・・・1個分
パイナップル果汁・・・3切れ分を絞り、その果肉も加える
砂糖・・・大さじ1
おろしにんにく・・・1片
唐辛子・・・お好みで適量
- 鍋に皮つき生姜、豚バラ肉を入れて、水を入れ、火にかける。火が通ったら生姜と豚バラ肉を取り出し、水洗いして、薄くスライスし、冷蔵庫で冷やしておく。
- ①のゆで汁を再度沸かし、背ワタを取り除いたえびをゆでる。火が通ったら、取り出し、冷蔵庫で冷やしておく。
※①、②で使った茹で汁は、旨みがたっぷり!アクを取り除き、お好みの味付けでスープとして、一品メニューになります。 - 鍋に湯を沸かし、もやしを茹でる。火が通ったら、ざるに上げ水洗いし、水気を切って冷蔵庫で冷やしておく。
- まくわ瓜、パイナップルは皮をむき、種を取り小さなさいの目状にカットする。
※まくわ瓜の種の周りのジュースもたれで利用するので、こぼさないように容器にとっておく。 - キャベツ、きゅうりは千切りに、トマトは好みの大きさにカットし、青とうがらしは小口切りにする。
- ミントの葉、コリアンダーは水洗いし、葉の部分のみにしておく。
- 皿の一番下に揚げ麺を盛り付け、順々に全ての材料を盛り付け、最後にさいの目状にカットしたまくわ瓜とパイナップルを盛り付ける。
- 砕いたピーナッツ、【たれ】をかけて出来上がり。
まくわ瓜の爽やかスムージー
(2人分)
まくわ瓜・・・200g
(皮をむき、種を取り除いて、一口大にカットし、冷凍庫で凍らせたもの)
プレーン・ヨーグルト・・・200cc
【デコレーション用】
まくわ瓜(小さくカットしたもの)・・・適量
レモンバーム・・・適量
※お好みのハーブ(ミントなど)
- 全ての材料をジューサーまたはミキサー、フードプロセッサーに入れて、固形物がなく、トロリとなるまで良くかくはんします。
- ①をお好みのグラスに注ぎ、デコレーション用小さくカットしたまくわ瓜とお好みのハーブを飾って、出来上がりです!
トラックバックURL:http://dreamiaclub.jp/mt/mt-tb.cgi/1548









ページのトップへ>>