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~ちょっと贅沢のある食卓~ フレッシュなとうもろこし

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  コラム 連載第1回

 Dreamia Clubサポーターの山本綾乃さんは、自然治癒力を高めるホリスティックケアやフードコーディネートを学び、現在は、料理研究や料理講師などを通して『美味しいものと遊び心(サプライズ)のある食卓を提案』されています。今回のコラムは、今が旬の『とうもろこし』をテーマに、旬の食材のすばらしさや楽しみ方、おもてなしにもおすすめの活用方法を伺いました。

掲載日: 2010/07/21(水)

01トウモロコシ.JPG「パワフルなエネルギーに満ちた」とうもろこしはまさに今が旬です!食べごろに育ってから収穫された(最盛期:7月~8月)新鮮なとうもろこしの味わいは、高い糖度と独特の風味が特徴で、缶詰のそれとはまるで別物!瑞々しい皮と髭を剥いでいくと、ぎっしりと詰まった実並びが美しいかぎりで...この真珠のように輝く粒々には、ほとばしる甘味と美しさへのエネルギーがたっぷりと蓄えられています。

とうもろこしには様々な種類があるのをご存じですか?
従来からある<スウィートコーン>に加え、<フルーツコーン>と銘打ったフルーツのように甘くてジューシーなものもお目見えしています。なかでも私のお気に入りはちょっと珍しい名前の「ハーモニーショコラ」と「まるかじり」 。驚くほどにフルーティーな風味で、粒皮が軟らかくてシャキシャキと噛み心地の良さが抜群です。生のまま?! があまりに美味しくて...1本まるっと食してしまうほど。

旬ならではのおすすめの食べ方は、やはり、新鮮なものを生でがぶりと丸かじり!またはシンプルに茹でたり、オーブンで皮ごと焼いても、誰しも笑顔がこぼれる美味しさです。季節の滋味が身体に行き渡る幸福感、これが心と身体に効くのです!
旬の大地の恵み・フレッシュなとうもろこしの香りと美味しさ感じる食卓に、ちょっとした贅沢感を味わってみませんか。
 

フレッシュとうもろこしに出逢うには地産品を狙って!


02ファーマーズ.JPG美味しいとうもろこしに出逢える私のわくわくスポットがあります。
東京都あきる野市、五日市街道両サイドにとうもろこし畑が広がるエリア‐別名「とうもろこし街道」と呼ばれるこの通り沿いでは、旬のこの時期、"もぎたてのとうもろこし"を小さな露店で袋売りする光景を今も見ることが出来ます。

同街道沿いにたたずむ秋川ファーマーズセンター(農作物直売所)は、山積みの "朝もぎとうもろこし"を求めて、毎日大勢の人たちで賑わいます。
こちらでは6~7品種ものとうもろこしが旬の期間中ほぼ毎日店頭に並び、品種ごとの異なる味わいが楽しめるのです。センターに出荷されている生産者のおひとりにお話を伺いました。「朝採りだからね、どれも美味しいよ。採りたては歯応えがシャキシャキしていて、とにかく甘いよ!手をかけた品を最高のタイミングで出してるからね!」と仕事の汗を輝かせながら、いろいろ教えてくださいました。
例えば、熟期まで栽培日数90日製の品種の場合90日経てば収穫してよい、というわけではなく、90日分のお日様に十分当たったかどうかを見分けなければならないのだとか!そこで、毎朝慎重にとうもろこしの状態を観察して収穫するそうです。とうもろこしは昼間の太陽をいっぱいに浴びて成長し、夜にエネルギーを蓄えるからです。皮の下の粒がパンパンに実っているかどうか。頃合いを過ぎると実には皺がよってしまうそう。熟成した証拠は皮が濃い緑色でパンパンに膨らんでいてずっしりと重たいこと。そうしたものは髭の先も焦げたような色になっているのだとか。生産者の顔が見える地産品。<美味しいのは新鮮だから>だけじゃなく、この味わいには生産者の思いが込められていることを感じられます。こうした生産者の思い入れを知ってからいただくことにも贅沢感が増しますね。
 

夏の美習慣!~とうもろこしの美パワーで夏の身体をサポート~


とうもろこしは栄養価の高さも魅力的。夏の気候によるダメージの修復・内側からのビューティーケアにも、とうもろこしパワーは絶大です。
先ず、粒皮の食物繊維はいも類よりも多いので、整腸作用でデトックス!
次に、実の根元にある胚芽部分は残してしまいがちですがとても大事!!糖質をエネルギーに変えたり<ビタミンB1>、新陳代謝を助けたり<ビタミンB2>、排泄を促す作用<カリウム>があります。さらにはお肌(髪)の乾燥・くすみ改善効果<ビタミンE>や、脂質やコレステロール値の吸収抑制効果<リノール酸>があります。
そして意外に知られていないのはの効能。薬効が高くてむくみや生活習慣病予防にも有効です。おもしろいことに、髭は実の一粒一粒とつながっているので、ふさふさしたものを選べば、エネルギーがたくさんつまった実がいっぱいあるんですよ。
疲労回復・デトックス効果・抗酸化作用・・・夏の身体をサポートする美パワーがたくさん詰まったとうもろこし。<夏の美習慣>にしたいですね。
ただし、収穫後は時間とともに急速にそのパワーも味も落ちていき、一日置いたら栄養価は半減するとも言われています。出来るだけフレッシュなうちにいただくことが最大の贅沢。あとは早いうちに火通ししてラップで包み、冷蔵保存または冷凍することが好ましいようです。やむなく生で保存する場合は、皮・髭がついたまま冷蔵庫の野菜室で立てて保存すると鮮度劣化を防げることを覚えておきましょう。
 

とうもろこし好きにおすすめしたい


楽しいキッチンツール、<とうもろこしカッター>をご存知ですか?フレッシュが美味しい夏場は、缶詰を買うなんてもったいない!とうもろこしの先をカッターに差し込んでクルックルッと回していけば、粒がポロポロこぼれ落ちる楽しいツールです。スープや粒コーンのバター醤油ソテーを作りたいときにも大活躍!「楽しい」と感じるといっぱいつくることも喜びの時間になる"ちょっと贅沢感のあるツール"、是非お試しください。
 

◆とっておき"サプライズのあるおもてなし"レシピ

とうもろこしの風味・甘さをダイレクトに、贅沢に味わえる"清涼感"あるレシピをご紹介します。ミルクやブイヨン無しでフレッシュな自然の旨味☀大地の恵味を味わえるジュースのようなスープと、上品なお味でヘルシーなベジタブルスウィーツです。一見シンプルなスープとプリンですが、「美味しい!」「こんなの初めて!」と、一口目で<サプライズ>の歓声があがります。
どこかに感動がある ~ちょと贅沢のある食卓~ は、食べる人・作る人にも幸福感をもたらせます。
夏のおもてなしやパーティーなどにお奨めの二品ですが、夏バテ気味の日のエネルギーチャージにもどうぞ。目先を変えた旬の贅沢な味わいをいろいろ楽しんでみて下さいね。


「一目で簡単!レシピを図解するレシピモード 」にレシピ投稿中。
フレッシュとうもろこしのスープ 
フレッシュとうもろこしのプリン 
 

プロフィール

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山本 綾乃

Dreamia Clubサポーター

東京都出身。大学で心理学と生理学をかじる。老舗化粧品会社勤務中の頃よりグルメに興じ、化粧行為の心的効果やモノづくりの精神性にふれ、豊かなライフバランスにも目覚める。退社後、リフレクソロジー協会で自然治癒力を高めるホリスティックケアを、その後、エコールエミーズでフードコーディネートを学び、<料理研究><料理イベント講師><個別レッスン開催>など『美味しいものと遊び心(サプライズ)ある食卓の提案』を働きにしている。“休日の食卓&おもてなしのメニュー”のレッスン「プチリュクス(Petit luxe)」をクリナップ新宿ショールームのパーティースペースで不定期開催中。

レシピ

フレッシュとうもろこしのスープ

 04スウィートコーンのスープ.JPG
材料

(4~5人分)
とうもろこし・・・大サイズ2本程(実:400g、芯、髭)
塩(海塩または岩塩)・・・6g
水・・・500ml
 

作り方
  • とうもろこしの皮を剥いで、実を包丁などでこそげ落とす。綺麗な髭部分を茶パックに詰める。芯を適当な大きさに切る。
  • 鍋に実と芯と髭根、水、塩ひとつまみ(分量外)入れて火にかけ、沸騰したら弱火で5分程加熱する。芯と髭を取り出す。
  • 粗熱が取れたら、ミキサーに入れて攪拌し、ザルなどで丁寧に濾す。
  • 温かいうちに塩で調味をしてから冷蔵庫で冷たく冷やす。
  • 器に注ぎ、お好みで6分立てにした生クリームや生コーンを添える。

Memo:実の根元にある胚芽部分も残さないように入れましょう。芯1本分と髭(2本分)も鍋に一緒に入れて煮ることで、独特の甘み・旨み・薬効成分を引き出します。おもてなしには生コーンを添えて、その歯応えとのコンビネーションにより贅沢感をアップさせましょう。

おすすめの品種:キャンベラ、ゴールドラッシュ、その他スウィートコーン
 

レシピ

フレッシュとうもろこしのプリン

 05フルーツコーンのプリン.JPG
材料

(直径6cmのグラス3個分)
とうもろこし・・・中サイズ1本程(実:160g、芯)
ミネラルウォーター・・・160ml
グラニュー糖・・・20~30g(とうもろこしの甘みに応じてお好みの量に加減する)
板ゼラチン・・・6g(水に浸しておく。 注:夏は氷水で)
生クリーム(動物性)・・・45ml
バニラビーンズ・・・適量
ラム酒・・・5ml

☆キャラメルソース(作りやすい分量)☆
グラニュー糖・・・100g
水・・・20ml
熱湯・・・40ml
 

作り方
  • とうもろこしの皮を剥いで、実を包丁などでこそげ落とす。芯を適当な大きさに切る。
  • 鍋にとうもろこしの実と芯、水、塩少々(分量外)を入れ、中火で煮立たったら弱火にして3分煮る。芯を取りだす。
  • 味見してから、グラニュー糖を加えてお好みの甘さに整える。水気を取った板ゼラチンを加えてよく混ぜる。
  • 粗熱が取れたら、ミキサー(またはフードプロセッサー)で全てピュレ状にし、ザルなどで丁寧に濾す。
  • 生クリーム、バニラビーンズ、ラム酒を加え混ぜ、容器に注ぎ別けて冷蔵庫で冷やす。
  • おもてなしには生コーンとお好みでかけていただくキャラメルソースを添える。

Memo:芯1本分も鍋に一緒に入れて煮ることで、深みのある甘さを引き出します。糖分はとうもろこしの甘みに応じて調整しましょう。キャラメルソースのかわりにメープルシロップを合わせても美味しいですよ。

おすすめの品種:ハーモニーショコラ、まるかじり、グラビス、その他フルーツコーン
 

☆キャラメルソースを作る☆

  • 厚めの鍋に水、グラニュー糖を入れて中火にかけ、グラニュー糖が完全に溶けるまでそのまま置く(揺すらない)。
  • 薄く色付き始めたら、ときどき鍋を静かに揺すり、まんべんなく加熱していく。
  • お好みの色合いになったら火からおろして、熱湯を少しずつ注ぎ(一気に加えると飛び散って危険 !! )滑らかになるまで混ぜて、冷やす。

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