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春の海から美味しい便り ~あさり~

コラム 連載第1回
今回のテーマは「海の幸」、全ての生命の母、海からの旬の食材をお伝えします。温かくなり始めるこれからの時期に旬を迎える、「あさり」、「しらす」、「かつお」の栄養素や美味しい食べ方を、3回に渡って栄養管理士の中津川かおりさんからお伺いします。
掲載日: 2010/03/10(水)
あさりの旬
あさりの旬は年に2度あります。3月~4月の水温が上がり始める時期と9月が美味しい時期で、殻からはみ出そうなほど身は肉厚となり、旨味成分であるコハク酸が凝縮されるのがこの季節。旬は、味だけでなく栄養価もアップし、貧血予防に効果的な鉄分やビタミンB12、疲労回復物質のタウリンが豊富に含まれています。しかし、栄養価も高く美味しい食材でありながら、あまり好まないという方も・・・・。
その理由としては、食べたときの“ジャリッ”と噛んでしまった砂の不快感。ですが、下処理さえしっかりできれば、旬の美味しいあさりを味わうことができます。
あさりの美味しさを味わうために
あさりを調理する前に、しっかりと砂抜きをすることが重要です!
いつも砂抜きをしっかりしているという方こそ、必見!砂抜きのコツをもう一度おさらいしましょう!
あさりの砂抜き
① 出来るだけ重ならないようにして、バットや浅鍋にあさりを広げる。
② ボウルに3%程度の塩水を貝がギリギリかぶる位まで入れ、蓋をして暗い状態で一晩置く。
※水は、多すぎても少なすぎてもダメ!
※光をしっかり遮断しましょう。
※市販の砂抜きあさりの場合は、2~3時間程度でOK!
③ 砂抜きができたら、あさりの殻をすり合わせるようにして、表面の汚れを洗い落とす。
この砂抜きがしっかりできれば、みそ汁や酒蒸し、パスタなどで旬のあさりの美味しさを楽しむことができます。ぜひ、ご家庭で春の海から届く便りを味わってみてはいかがでしょうか?
レシピ写真提供(あさりのアジア風酒蒸し)=Dreamia Clubサポーター滝沢玲子

中津川かおり(なかつがわ かおり)さん
管理栄養士。
福島県出身。東京家政大学大学院を修了後、大学に勤務。現在は、フリーランスで大学を始め専門学校や料理講習会の講師を務め、栄養士や介護福祉士、保育士などの育成にあたる。国家試験問題集の監修なども手掛ける。
各種TV番組でも食の大切さや料理のコツなどを伝えるかたわら、企業の商品開発や企画、レシピ提案、フードコーディネイトと幅広く活躍している。自身の経験を活かしながら、「無理なく、美味しく、楽しく」=「食」をモットーに、だれでも簡単に美味しく作れるレシピを提案している。
あさりのアジア風酒蒸し(2人分)
あさり(殻つき)・・・100g
ごま油・・・大さじ2
しょうがのみじん切り・・・10g
長ネギ・・・10g
塩、こしょう・・・少々
紹興酒・・・大さじ3
香菜(なければ万能ねぎ)・・・適量
- あさりは、砂抜きして殻をこすり洗いしておく。
- フライパンにごま油、しょうが、ねぎのみじん切りを合わせて火にかけ、香りが立ってきたら、①のあさりを炒め、軽く塩こしょうをふり、紹興酒を加えて蓋をする。
- あさりの殻が開いたら、皿に盛り付け、香菜を散らして出来上がり!
※お好みで、たかのつめを加えても美味しく頂けます。
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