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フードコスメの看板レシピ!食べてしまいたいぷるっぷるの『はちみつリップグロス』
小畑 美穂(おばた みほ)さん
インタビュー 連載第4回
「肌から植物を食べる」感覚で、カラダの中からも外からもキレイになれる、食べられる素材から生み出される『フードコスメ』。オーガニックスタジオ主宰の小畑美穂さんから4回に渡って伺います。連載最終回の第4回目は、フードコスメの看板レシピであるリップグロスです。思わず食べたくなってしまう『はちみつリップグロス』のレシピをご紹介頂きます。
掲載日: 2009/10/13(火)
女性の魅力を大きく左右する!くちびるに天然のエッセンスを
私のサロンに見えるお客様には、腫れやかぶれ、全体の皮がむける、常に熱い、湿疹など、唇のトラブルを訴える方が多いのですが、原因は口紅、リップクリーム各種の色素や香料によるようです。具体的には、タール系色素(赤色202号、203号)、着色料(204号)、防腐剤(赤色233号、だいだい色203号)、パラフィン、パラベン、PG、TEA,サッカリンなどの発ガン性が認められている物質によるトラブルが多いのが特徴です。市販のものには、必ずと言って良いほどこれらの物質が含まれています。
実は、唇の表面の皮膚が肌色ではなく赤色なのは、皮膚が薄くその下の毛細血管が豊富にあるため、それが透けて赤色に見えるからです。ということは天然素材を使って、負担を掛けないことで、滞っていた血行を良くすると、体内外からその人に合った美しい血色の唇の色になるということなのです。どうしても唇の荒れが気になるときは、まずは市販の口紅をやめて、皮膚に負担のかからないものを試してみては如何でしょうか。
皮膚はトラブルの原因が除かれると、自然治癒する力を持っていますので、「昔はこんな色や感触だった」と感じられるような懐かしい肌の状態に戻ります。そこで、荒れた唇をケアしながら、美しい口元を魅力的に演出を!と考え、生まれたフードコスメの看板レシピである『はちみつリップグロス』のレシピをご紹介いたします。
はちみつリップグロス
ひまし油・・・小さじ4
小麦胚芽油又はキャロットオイル・・・小さじ1/4
ハチミツ・・・10ml
みつろう(ビーワックス)・・・小さじ1/8
*オーガニックや未精製のものを準備できると、とても良いです。
◆ひまし油◆
・英名:Castor oil
・学名:RicinusCommunis
・科名:トウダイグサ科
・抽出部位:種子
・抽出方法:圧搾法
〈トウゴマから摂れるオイルで水分を引き寄せる特徴がある。滑らかでツヤが出るので唇に使い易い〉
◆小麦胚芽油◆
・英名:Wheatgerm oil
・学名:Triticum vulgare
・科名:イネ科
・抽出部位:仁
〈大量に含まれるビタミンEは肌にも抗酸化作用があるほか、酸化防止で品質保持に一役かう〉
◆用意する道具
・30mlクリーム容器
・アルコール(ウォッカや焼酎:容器や道具を消毒するためのもの)
・耐熱容器
・スケール
・計量スプーン
- 耐熱容器に上記の4つの材料を入れ、湯煎にかけて溶かす。
- 溶けたら熱から降ろし、よく混ぜる。
**注意**
みつろう(ビーワックス)とひまし油・小麦胚芽油の比率を変えることで軟らかさを調整できます。
(オイルを増やすと柔らかく、ワックスを増やすとリップに近くなります)
使用の際は、清潔なスパチュラを用いる。
防腐剤が入っていないため、高温直射日光を避け、1ヶ月以内に使い切って下さい。
ホームエステ利用法
それでは次に、出来上がった『はちみつリップグロス』を使った、簡単なホームエステの方法をご紹介します。
- 唇が乾燥していたり、血行が良くないとき、グロスを薄く唇にのせ、上唇、下唇にそれぞれラップをします。
- 5分~10分程パックするだけで、ふっくら唇の完成です。
みつろう(ビーワックス)とは、蜂蜜を採った後の蜂の巣が原料です。雨嵐から蜂を守る為、水を通さない保湿作用があり、外敵や菌に侵入されないよう抗菌・殺菌作用を持っています。その効果を発見し、人の唇ケアに使おうと最初に思った方もスゴイですよね。しかし、環境に応じて進化を遂げる自然の力は本当に偉大です。
キッチンでフードコスメを作りながら、植物や自然の力を感じられたら、どんなに素敵でしょうか。自分や大切な人にとってカラダに優しいものを選んでいれば、結果的に地球にも優しいモノ・コトであったりすると思います。そして地球上の全てが循環しているのだと、身近に感じられキッチンに立つ時間も益々楽しくなると信じています。
「キッチンで、カラダの中から外から美しく」を是非お試し下さい。

小畑 美穂(おばた みほ)さん
スポーツ医学研究所勤務時にアロマテラピーと出会う。
1995年ハーブ食品を商品開発して開業。
現在はオーガニックライフを提案するサロンスクールを白金台にて経営。
自らもサロンテラピストとして常にクライアントと接する。
手作りコスメについては、自身のアレルギーがきっかけで始まった
Organic Studio スエレ
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