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オールシーズン女性の味方 植物バターのビューティーベジタブルオイル
小畑 美穂(おばた みほ)さん
インタビュー 連載第3回
「肌から植物を食べる」感覚で、カラダの中からも外からもキレイになれる『フードコスメ』。それらは全て食べられる素材から生み出されています。コラム連載第3回目は、天然の植物から抽出した、植物オイルや植物バターの効能を利用した『ビューティーベジタブルオイル』をご紹介します。これらは、お肌の乾燥や、紫外線から守ってくれる力があり、フードコスメには欠かせない素材のひとつです。オーガニックスタジオ主宰の小畑美穂さんから、ビューティーベジタブルオイルを使ったとっておきのレシピをご紹介して頂きます。
掲載日: 2009/09/25(金)
植物バターや植物オイルとは・・・
最近はCMや店頭などで耳慣れしてきた「シアバター」。バターを髪や顔につけるとはどういうこと?と疑問に思ったことはありませんか。実は、乳液やクリームの原料として昔から使われていて私達の肌や髪に浸透し大変馴染みやすいものなのです。
そもそも植物バターや植物オイルとは、植物の実や種などを絞ったり、抽出した油脂のこと。固形のものをバター、液状のものをオイルと呼んでいます。油脂の機能は、環境の変化から身を守ったり、子孫繁殖の蓄えであったりと様々ですが、紫外線の強い場所に自生するシアバターやマンゴーのような植物には、紫外線カット作用があったり、乾燥地帯に育つホホバオイルのような植物には、乾燥から身を守る成分が含まれています。
その地に住む人々は、昔からその効能を利用しスキンケア、ヘアケアを楽しんできました。今回は、アーモンドオイルとマンゴーバターを使ったフードコスメのレシピと、ホームエステを紹介いたします。これは何となくお肌が疲れているなと感じる時や、肌にハリを取り戻したい時にオススメですので、ぜひ試してみてくださいね。
ビューティーベジタブルオイル
アーモンドオイル(太白ごま油やオリーブオイルでも可)・・・10ml
マンゴーバター(シアバターでも可)・・・3g
ローズウォーター(ハーブティーでも可)・・・10ml
エッセンシャルオイル・・・2滴(無ければ入れなくても可。ラベンダーやゼラニウムなどお好きな香りをチョイスしてください。)
*ただし柑橘系の精油には、光毒性といって太陽の光と合わさると、シミの原因となる成分を含有するため避けて下さい。
*オーガニックや未精製のものを準備できると、とても良いです。
◆素材の紹介
『アーモンドオイル』:学術名Prunusamygdalus バラ科 / アーモンド 仁(種子油)・・・オレイン酸,リノール酸,ビタミンA,ビタミンB,ビタミンEの成分が肌に効果的。
『マンゴーバター』:学術名Mangiferaindica ウルシ科 / マンゴー種子脂・・・肌の乾燥を防ぎ、紫外線防止効果もあります。
『ローズウォーター』・・・芳香蒸留水(精油を抽出する際に摂れる水分と、水溶性の成分。肌へ浸透しやすい。敏感肌をはじめ、あらゆる肌質に良い。
◆用意する道具
・30mlの保存容器
・アルコール(容器や道具を消毒するためのものウォッカや焼酎)
・耐熱容器
・スケール
・計量スプーン
- オイル、バター全てを計量し、耐熱容器に入れ湯煎にかける。
- 上記が溶けたら湯煎で温めておいたローズウォーターを少しずつ加える。(分離しないように少量ずつ加える事と、オイル類を良く混ぜる点がポイントです。)
- 全体に混ざり、冷めたらエッセンシャルオイルを入れ、再度よく混ぜる。
**注意**
ご使用の際は清潔なスプーンやスパチュラ(へら)などを用いて下さい。
1ヶ月以内に使いきって下さい。
(ローズウォーターをハーブティーにした場合は約2週間以内)
洗顔後、お肌に直接、又は化粧水の後、薄くのばして使用してください。付けた直後はオイリーですが、時間を置くと肌の表面がサラサラ、スベスベになります。使用する時は、その都度良く振ってから使用して下さい。
ホームエステ利用法
それでは次に、出来上がったビューティーベジタブルオイルを使った、簡単なホームエステの方法をご紹介します。
- お湯を沸かします。(300cc程)
- 沸騰までの時間、ビューティーベジタブルオイルを顔全体に薄くのばします。
- 好きなドライハーブ(ローズ・ラベンダー・マリーゴールド等の花のハーブが最適)をボウルにひとつまみ入れ、そこへ沸騰したお湯を注ぎます。
- 湯気に気をつけながら顔を近づけハーブスチームを浴びます。
- 頭からバスタオルなどで覆うとより効果的です。湯気が出なくなったら終了。
- ボウルに残ったハーブ液は冷まして、そのまま化粧水としてパッティングします。
◆ドライハーブの効果
ローズ・・・美肌・若返り
ラベンダー・・・洗浄・リラクセーション
マリーゴールド・・・保湿・修復
近年の温暖化や室内の空調の影響で、若い頃から女性の肌は過酷な環境にさらされています。熱帯、乾燥、年中高温多湿地域など、自然界における過酷な環境において自生する植物の力を借りて、傷んでしまったお肌を労わってあげませんか?植物の力を使ったケアはお肌を甘やかし過ぎることがなく、自然な形で肌力を取り戻してくれるのが、『フードコスメ』の特徴なのです。ぜひ肌力アップを期待して楽しんでみて下さいね。
次回(最終回)は、フードコスメの看板レシピをこっそりお教え致します。どうぞお楽しみに。

小畑 美穂(おばた みほ)さん
スポーツ医学研究所勤務時にアロマテラピーと出会う。
1995年ハーブ食品を商品開発して開業。
現在はオーガニックライフを提案するサロンスクールを白金台にて経営。
自らもサロンテラピストとして常にクライアントと接する。
手作りコスメについては、自身のアレルギーがきっかけで始まった
Organic Studio スエレ
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