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"肌から植物を食べる"キッチンでつくる『フードコスメ』で手に入れる真の美肌とは
小畑 美穂さん
コラム 連載第1回
野菜で作る『洗顔料』やはちみつでできる『リップグロス』など、食べられる素材から生み出す『フードコスメ』。まさに「肌から植物を食べる」感覚で、カラダの中からも外からもキレイになれます。ご自宅のキッチンで、手軽で簡単に作れる『フードコスメ』の魅力と、美容に関するとっておきの情報を、オーガニックスタジオ主宰の小畑美穂さんから4回に渡って教えていただきます。
掲載日: 2009/08/25(火)
地球上の大先輩である植物からの恩恵~健康な肌づくり~
私達の体には口から入った飲食物の中でも、体に合わないものを体外へ追い出す機能が複数備わっています。例えば、胃などの消化器官、肝臓での分解など、酵素による分解で排泄する機能です。口から取り入れたものは90%が胃や肝臓で代謝酵素に分解され、その後、代謝・解毒という形で体外へ出されるのですが、お化粧品など肌から入った成分は10日経っても、たった10%しか排出されません。それを踏まえると、明らかに肌から入る成分が重要だと分かります。
そこで、化粧水や乳液などの原料や成分も口から取り入れても安心な素材と同じものにしたらどうかしらと思い、安心できる食材などを使いキッチンで手軽に作れるコスメを考案し、『フードコスメ』と名付けました。肌がイキイキする為に本当に必要な成分を考え、そして成分だけではなく素材の特長を見極め、コスメの形にしたのです。原材料は身近な食材を多く用います。例えば小豆。小豆には殺菌作用や消炎作用があると言われ、ニキビ肌の洗顔料にむいています。でも乾燥した豆をどう効果的で使いやすい洗顔料に仕上げるか・・試作を繰り返し作り上げていきました。
※フードコスメとは・・
原素材は自然界に存在するもの。その状態は天然にできるだけ近いもので、加工の回数や、処理・精製の方法を把握できるもの。日頃から食糧として口にするもの、又は口に入っても問題のないものを使って作るコスメ。
自分にぴったりのオーダーメイドコスメ
不規則な食事や睡眠不足、日頃のストレス、気温や湿度、月や太陽の位置等、あらゆる条件により肌の状態は毎日異なります。よく肌は『乾燥肌』、『敏感肌』、『脂性肌』などに分類されることが多いですが、実際は全く同じ肌質の人はいません。多くの方は市販のコスメを購入して使っていらっしゃると思いますが、肌質はひとりひとり異なりますので、テクスチャー(使用感)、香りや色味の好みやライフスタイルに合わせた上で、自分の肌の状態をしっかり把握し、素材選びや調合をしたコスメを使うのが理想的です。
自分の肌に合わせたコスメ作りなんて難しい・・と思われるかもしれませんが、『フードコスメ』なら、毎日のコンディションに合わせ身近な食材を使い簡単に作れるんです。例えば、お米を研いだとぎ汁を原料に『美白用ボディーローション』、少量の玄米の籾殻で『ツヤ肌用入浴剤』等、私も毎日『フードコスメ』を手軽に楽しんでいます。穀物中心の食事をとっていますので、例えば調理のタイミングで「米・麦・豆類」を一掴みづつ挽いて穀物パウダーを作ります。同時にお湯を沸かしてハーブティーを淹れ、飲みながら残りのハーブティー(液体)を穀物パウダーと合わせ、毎日の洗顔料を作るのです。季節によりキッチンオイルをプラスしても良いですよ。このように自分のコンディションに合わせた『フードコスメ』を作ることのできる専門家、それは自分自身なのです。
口に入れても安心な素材からできる『フードコスメ』は、肌にはもちろん、地球にもとってもやさしいのです。『フードコスメ』ならば、仮に排水溝に流れたとしても、大地や海へ自然に還ります。自分が本当にキレイになる為には地球も汚さない。そうするとご褒美のように肌が美しく変わり、爽快な気分になります。
そんな魅力的な『フードコスメ』について、次回はコスメに生まれ変わる驚きの食材やキッチンで手軽にできるセルフエステをご紹介します。どうぞお楽しみに。

小畑 美穂さん
スポーツ医学研究所勤務時にアロマテラピーと出会う。
1995年ハーブ食品を商品開発して開業。
現在はオーガニックライフを提案するサロンスクールを白金台にて経営。
自らもサロンテラピストとして常にクライアントと接する。
手作りコスメについては、自身のアレルギーがきっかけで始まった
Organic Studio スエレ
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