キッチン発 夢をかなえた人たち
料理はキッチンから。「キッチン滞在時間」の長い人になるための工夫あれこれ(連載 第3回)
「食も健康も環境も丸ごととらえる」ホールフードな考えかたで、料理教室やカフェの経営、メニュー考案や店舗プロデュースなど他方面で活躍されているタカコ・ナカムラさん。最終回はプライベートなお話を中心に伺います。ナカムラさんの、今考えていることや想い、夢や目標、お気に入りやお勧めなどなど。素敵なメッセージをたくさん散りばめながら、お伝えしていきます。

キッチンに立とう、料理をつくろう。毎日の食を正すために
今後の抱負は? の問いに「ホールフードを広めていくこと」ときっぱり答えるナカムラさんは、日本の食が悲鳴をあげていると言います。それは加工品の多さと自給率の低さ。「日本の食は悲しいけれど本当にひどいの。とんでもないことがいっぱい起こっているんです。添加物や食品偽装がまかり通っているこの現状で自給率をあげていくには、料理をすることなんです。野菜やお肉、魚などの食材を買うようになりますから」
今、ナカムラさんの一番の夢は「多くの人が料理をするようになって欲しい」こと。「私にできることは、料理人口を増やすことです」ときっぱり。「料理人口が増えるとおのずと健康になり、気がつくと自給率があがり、農業が豊かになって、日本の産業も豊かになります」それに・・とナカムラさん。「美と健康には、料理をすることが一番早くて安いんですよ」とにっこり。
「健康志向のためにいろいろ頑張っても、食がきちんとしてないと効果があがらないんです。毎日の食を正すということが一番安くて早いのに、みーんなお金をかけて回り道してる!もったいないですよ」

料理が好き! キッチンにいるのが大好き! 一番のこだわりはお鍋
毎日多忙なナカムラさんですが、キッチン滞在時間は長いそうです。
「もうキッチンにいることが趣味ですね。何かを作っているのが好きだし、食べることや飲むことも好き」。そんなナカムラさんがこだわっているキッチンツールの1つはお鍋です。選ぶポイントは「昔から使われているもの」。その理由は「安全だからこそみんなが長く使ってきたと思う」から。ドイツ製フィスラー社の圧力鍋は愛用している1つです。「お店で使う業務用も、自宅用も同じ鍋を使っています。おいしい料理をつくるのに一番大切なのは鍋だと思っています。スクールでは違う鍋で豆をゆでて、味を確かめる時間があるんですよ」全然味が違うので皆さんびっくりするとか。
「料理を毎日作るためには、お金をかけず、初めて料理をするかたでも、パパッと簡単に作れるレシピがいいんです。そのためにも素材をおいしく生かすお鍋は大事だと思います」

いますぐ実践、タカコ・ナカムラ流キッチンの楽しみかた
ナカムラさんは最近キッチンを改築しました。長い間温めてきた理想のキッチン像があったから、大満足のキッチンができたと言います。
「今までは引き出し用の仕切りを買っていましたが、カトラリーなどとサイズが合わず、うまく入らなかったんです。今回、サイズに合わせて木材を買ってきて、自分で仕切りを作ってみました。簡単にできましたよ。それがきれいに整理できるし、すごく使いやすいんです」。
キッチンを楽しむポイントは「快適で、使いやすい場所にすること」。たとえばレードル1つでも一番欲しいものを選ぶ。使いやすい場所を見つけてフックをつける。そんなこだわりが、だんだんと居心地のよい自分が思い描く理想のキッチンができるのですね。
心も体も元気になれて、内側からキレイを作る食事はキッチンで作られています。「食に興味のある人は食の講座にくるけれど、ビューティに興味のある人は食の講座にはこない。ビューティのための食講座があっていいと思いませんか。美しくなる一番の近道は食なのです」。食を考えると、ひとが、自然が、みんな丸く繋がっていることが分かります。
ナカムラさんは、今日も大好きなキッチンからホールフードを発信しています。
第1回 ホールフードライフスタイルでもっと楽しく、美しく、健康な自分に生まれかわる
第2回 スクールもお店も根っこの考えはみんな同じ。心地よさを丸ごとを楽しむスタンスで
第3回 料理はキッチンから。「キッチン滞在時間」の長い人になるための工夫あれこれ

タカコ・ナカムラ(たかこ なかむら)
- プロフィール:
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日本CI協会リマ・クッキングで桜沢里真にマクロビオティック料理を師事。全米遊学後Whole Foodの概念に出会う。
1989年、安全な素材を使ったお菓子工房ブラウンライス(株)を創業。2003年、東京・表参道にて「Brown Rice Cafe」のメニューをプロデュース。2004年、同社でWhole Foodスクールを開校。2006年独立後、東京・自由ヶ丘にて食と健康と環境、オーガニックをトータルに学ぶ料理学校「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を開校。
オーガニック&Lohasをコンセプトにするカフェプロデュース、講演講師、レシピ商品開発など、全国で活躍中。
2008年2月、次世代へ安全な食と自然をつなぐWhole Food協会を設立。

Kanbutsu Cafe
- 店舗紹介:
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駅からすぐの立地にある「Kanbutsu Cafe」ホールフードの考えが凝縮されています。Kanbutsはご存じ、日本の伝統食「乾物」のこと。太陽の恵みを受けた栄養たっぷりのおいしい素材と玄米、野菜をふんだんに使ったおかずとお菓子をテイクアウトできます。持ち帰り容器や箸についても環境に配慮しています。イートインコーナーも数席あり店内で楽しむこともできます。
151-0066東京都渋谷区西原3-4-3アミティ代々木上原
東京メトロ千代田線・小田急線代々木上原駅徒歩3分
TEL:03(5465)2210
月から土 11:00-22:00/日・祝 11:00-20:00(定休日なし、年末年始除)
E-mail : info@kanbutsucafe.jp
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