1. Dreamia Club Home
  2. 読む
  3. キッチン発 夢を叶えた人たち
  4. バックナンバー一覧
  5. 第1回

キッチン発 夢をかなえた人たち

スクールもお店も根っこの考えはみんな同じ。心地よさを丸ごとを楽しむスタンスで(連載 第2回)

[2008年12月24日(水)]

  1. 関連商品

「食も健康も環境も丸ごととらえる」ホールフードな考えかたで、料理教室やカフェの経営、メニュー考案や店舗プロデュースなど他方面で活躍されているタカコ・ナカムラさん。第二回はユニークな料理スクールや、自身のカフェ、お店づくりの考えをじっくり伺っていきます。

タカコ・ナカムラさん

料理、だけじゃない。知りたいことがぎゅっと詰まった料理スクール

習い事が大好きなナカムラさんは何ごとも習ってから始めるタイプ。もちろん料理学校もたくさん通ったそうですが・・・
「おいしい料理の作り方は教えてくれても、道具にはこだわりがない。お鍋は何がいいのか聞いても、料理とは関係ないと言われる。食材はオーガニックなのに、洗剤は普通の合成洗剤。どこの学校に行ってもトータルに学べないのが残念で。当時は調理道具にこだわっている人がとても少なかったんです。だったら、自分で教室を開いたら、料理だけじゃなく自分が知りたかったことを丸ごと伝えていこうって」
その言葉通り、ナカムラさんのスクールでは調味料や調理器具の選び方、原材料の見かた、添加物の避けかたなどがカリキュラムの必修に入っています。また合成洗剤を使わず、重層やクエン酸を用いたナチュラルクリーニングの講座もあって、ナカムラさんが伝えたいことがぎゅぎゅっと詰まっています。
「ホールフードの考えかたでいくと、料理を含めてトータルに学んでいくことは当然だと思うんです。だから私の講座は料理だけ習いたい人は来ないかも」と笑うナカムラさんです。

タカコ・ナカムラさん

食が変わると気持ちが変わる。食と心は繋がっている

スクールに来る生徒さんは、OLや主婦の方が多いそうです。料理をしたことのないかたが、初めて習いにくることも珍しくありません。
「自分探しに来る方かたが結構いらっしゃるんです。最初は、体調が悪い、肌の調子がよくない、やっぱり毎日の食をきちんとしなきゃ。そんな理由でスクールに来られますが、日々の生活に自分なりのホールフードを取り入れるようになると、皆さんだんだんと生き生きしてくる。自分の今いる環境が好きになってくるんです。今までの価値観が変わるようですね。食が変わると心の持ちようが変わります。これまで好きじゃなかった仕事や家事に、ちょっとしたやりがいを見いだしたり、料理をしなかった人が早くキッチンに立ちたいから急いで帰宅したり、人との距離感が近くなって、相手を思いやる余裕が出てきたり。不思議ですよね。でも、食が心まで変化させるんだなって実感しています。食と心は最終的に繋がっているんですね」

タカコ・ナカムラさん

ホールフードの観点で考える「いいな」と思えるお店づくり

ナカムラさんが経営しているお店「kanbutsu Cafe」は、生産者の顔が分かる乾物を使ったおかずやお菓子を提供するカフェ。
「食材や調味料にこだわるのはもはや当たり前です。お店を選んで足を運んでくださるお客様へ、添加物を使わないメニューをお出しする。そこからがお店のスタートだと思います」
使われる食器はRe食器(リショッキ)というリサイクル食器。割れた食器を一回砕いて再生したものです。「メニューだけではなく、パッケージや入れ物まで考えるのがホールフードのお店。資材が高くつく日本ではまだまだ難しいのですが、こういう姿勢がお客様に伝わって、ああ、やっぱりここっていいねと思われる。そんなお店づくりを心がけています」このような考えは、店舗プロデュースの仕事をするときも変わりません。「お客さんとして自分が行ったとき、どんなお店を希望するか」がポイント。「1つが突出しているより、サービス、料理など、全ての総合得点が高いこと。働いている人がいきいきと元気なこと、来店されたかたがお店の空間を丸ごと楽しめること」これがナカムラさんが提案する、ホールフードを観点にしているお店です。
最終回は、ナカムラさんの夢や好きなこと、こだわりのキッチンツールまで、プライベートライフをご紹介します。

第1回 ホールフードライフスタイルでもっと楽しく、美しく、健康な自分に生まれかわる
第2回 スクールもお店も根っこの考えはみんな同じ。心地よさを丸ごとを楽しむスタンスで
第3回 料理はキッチンから。「キッチン滞在時間」の長い人になるための工夫あれこれ

タカコ・ナカムラ

タカコ・ナカムラ(たかこ なかむら)
プロフィール:
日本CI協会リマ・クッキングで桜沢里真にマクロビオティック料理を師事。全米遊学後Whole Foodの概念に出会う。
1989年、安全な素材を使ったお菓子工房ブラウンライス(株)を創業。2003年、東京・表参道にて「Brown Rice Cafe」のメニューをプロデュース。2004年、同社でWhole Foodスクールを開校。2006年独立後、東京・自由ヶ丘にて食と健康と環境、オーガニックをトータルに学ぶ料理学校「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を開校。
オーガニック&Lohasをコンセプトにするカフェプロデュース、講演講師、レシピ商品開発など、全国で活躍中。
2008年2月、次世代へ安全な食と自然をつなぐWhole Food協会を設立。

Kanbutsu Cafe

Kanbutsu Cafe
店舗紹介:
駅からすぐの立地にある「Kanbutsu Cafe」ホールフードの考えが凝縮されています。Kanbutsはご存じ、日本の伝統食「乾物」のこと。太陽の恵みを受けた栄養たっぷりのおいしい素材と玄米、野菜をふんだんに使ったおかずとお菓子をテイクアウトできます。持ち帰り容器や箸についても環境に配慮しています。イートインコーナーも数席あり店内で楽しむこともできます。
151-0066東京都渋谷区西原3-4-3アミティ代々木上原
東京メトロ千代田線・小田急線代々木上原駅徒歩3分
TEL:03(5465)2210
月から土 11:00-22:00/日・祝 11:00-20:00(定休日なし、年末年始除)
E-mail : info@kanbutsucafe.jp

ページトップへ