1. Dreamia Club Home
  2. 読む
  3. キッチン発 夢を叶えた人たち
  4. バックナンバー一覧
  5. 第1回

キッチン発 夢をかなえた人たち

ホールフードライフスタイルでもっと楽しく、美しく、健康な自分に生まれかわる(連載 第1回)

[2008年12月12日(金)]

  1. 関連商品

ホールフードライフスタイルとは「食、暮らし、農業、畜産、環境を同じフィールドでとらえる」考えかた。ホールフードに基づいた料理スクールやカフェを運営、メニュー考案や店舗プロデュースなど他方面で活躍されているタカコ・ナカムラさんに、ホールフードの魅力や、そのライフスタイルをうかがっていきます。

タカコ・ナカムラさん

食をきっかけに美への興味が外側から内側へシフト

「もともとはメークアップアーティストになりたかったの」人をきれいにすることが好きだったナカムラさんは大学卒業後、商社に勤務しましたが、やっぱり人を美しくする仕事につきたいとビューティの学校へ入学。その後、青山にあるナチュラルハウスに勤務します。「スーパーモデルや女優さんもよく買い物にきていました。お話を聞くと、皆さん玄米を食べていたんです。玄米食って体にいいんだなって漠然と感じていました」 そんな折、知り合いのアメリカ人モデルに誘われて、玄米を使ったマクロビオティックの料理教室に通うことになります。食に関心がシフトしたのはこのときから。20年程前のことです。「本当にきれいになるには、上から塗るメイクアップでは限界があるとつくづく思いました。食べることで、内側から変えていかなければダメだって。そう思ったら外側だけの美に興味がなくなり、それからはもうずっと料理に夢中! お肌の荒れている人を見ると以前だったら、メイクをこうすればいいのに、と思いましたが、だんだんその人の食生活が気になるようになっていきました」

タカコ・ナカムラさん

ホールフードの考えが伝わらなかった時代、そして今

ホールフードのもとの意味は、根も葉も丸ごと食べる全体食ですが、ナカムラさんが言うのは『ホールフードライフスタイル』という考えかた。「食べることはもちろんですが、食だけではなく、日々の暮らし方だったり、農業や環境だったりを丸ごと全部考えることで、初めてきれいで健康になれる。これをホールフードライフスタイル、縮めてホールフードと呼んでいます」 このホールフードの考えは、当時、なかなか相手に伝わりにくかったそうです。ナカムラさんがホールフードという言葉に出会い、お菓子工房「ブラウンライス」をオープンさせたのは1989年。「どんなお菓子屋さんですかと聞かれて、ホールフードのお菓子なんですよと話しても、それ何? 自然食のことでしょ? と耳を傾けてもらえませんでした」 少しずつ理解されてきたのは本当にここ数年だそう。それでも「マクロビオティックやスローフードとどう違うの?」「タマゴや牛乳は料理に使ってはいけないの?」などの質問をよくされるそうです。「ホールフードの考えは、もっと大きなとらえ方なのです」

タカコ・ナカムラさん

ホールフードをきちんと知ることでホンモノを見極める視点を持つ

「ホールフードの中には、マクロビオティックやロハス、スローフードも全部入っているんです。たとえば、マクロビオティック的な食スタイルも、ホールフードというくくりの1つの部分なんですよ」 私はロハス、私はスローフードとジャンル別に考えている人がいると「みんなホールフードの中にあって、同じことなのにな」と感じるそうです。「10人いれば10通りのホールフードがあるし、それぞれに合った食生活や健康法があります。誰かに指示された通りに、これはダメ、あれは使っちゃいけないと思わないで。自分自身で安全なもの、生活に合ったものをしっかり選んでいけば、本当の食の大切さというものが浸透していくと思います」
ホールフードをきちんと学ぶことで、本物を見極める目を持つことができる。ナカムラさんはそう考えています。次回は「料理だけではない」ホールフードを学ぶユニークな料理スクールや、ナカムラさんが提案する「ホールフードの観点で見たお店づくり」のお話を伺っていきます。

第1回 ホールフードライフスタイルでもっと楽しく、美しく、健康な自分に生まれかわる
第2回 スクールもお店も根っこの考えはみんな同じ。心地よさを丸ごとを楽しむスタンスで
第3回 料理はキッチンから。「キッチン滞在時間」の長い人になるための工夫あれこれ

タカコ・ナカムラ

タカコ・ナカムラ(たかこ なかむら)
プロフィール:
日本CI協会リマ・クッキングで桜沢里真にマクロビオティック料理を師事。全米遊学後Whole Foodの概念に出会う。
1989年、安全な素材を使ったお菓子工房ブラウンライス(株)を創業。2003年、東京・表参道にて「Brown Rice Cafe」のメニューをプロデュース。2004年、同社でWhole Foodスクールを開校。2006年独立後、東京・自由ヶ丘にて食と健康と環境、オーガニックをトータルに学ぶ料理学校「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を開校。
オーガニック&Lohasをコンセプトにするカフェプロデュース、講演講師、レシピ商品開発など、全国で活躍中。
2008年2月、次世代へ安全な食と自然をつなぐWhole Food協会を設立。

Kanbutsu Cafe

Kanbutsu Cafe
店舗紹介:
駅からすぐの立地にある「Kanbutsu Cafe」ホールフードの考えが凝縮されています。Kanbutsはご存じ、日本の伝統食「乾物」のこと。太陽の恵みを受けた栄養たっぷりのおいしい素材と玄米、野菜をふんだんに使ったおかずとお菓子をテイクアウトできます。持ち帰り容器や箸についても環境に配慮しています。イートインコーナーも数席あり店内で楽しむこともできます。
151-0066東京都渋谷区西原3-4-3アミティ代々木上原
東京メトロ千代田線・小田急線代々木上原駅徒歩3分
TEL:03(5465)2210
月から土 11:00-22:00/日・祝 11:00-20:00(定休日なし、年末年始除)
E-mail : info@kanbutsucafe.jp

ページトップへ