春の花
2011年4月20日
フラワー&空間コーディネーターの浜裕子です。
久しぶりの更新になってしまいました。
今日は、いよいよ今週末に控える イースター(復活祭)のコーディネートについてご紹介します。
イースター(復活祭)は、なじみがない方もいらっしゃるかと思いますが、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する祝日です。
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
2011年の復活祭は、今週の日曜日の4月24日です。
復活祭のシンボリックなものとしては、殻に鮮やかな彩色を施したたまご(イースターエッグ)や、ウサギ(バニー)です。
子供たちが主役のキッズパーティーを企画しました。
壁には、ハートの風船を飾り、子供たちが喜ぶような空間に。
もちろん準備も子供たちの手で。
意外と子供たち、はりきって、しっかりできるものです
。
あまり口をださなくてもかわいい空間に仕上がりました。(大人たちのこと見ていないようで、見ているのですね・・・)

フラワーアレンジには、わかりやすくキャンディーとかわいいシールをはった卵を盛り込みました。

本来は、色とりどりに、ペイントするものなのですが、時短でシールにしました。 次女も快く、気前よく自身のシールブックから シールを提供してくれました。
雑貨屋さんで求めましたバニーをテーブルにあしらって、フィギュア(会話のきっかけをつくるトーキンググッズ)として。
キッズパーティーの場合は、大人の目線と違うので、子供目線で、お花も低めに親しみやすい花で、アレンジします。
気分が明るくなるような配色で、きれいな色でカラフルにしたほうが、子供の評判はいいです。
安全性、取りやすさに考慮して、アイテムを選びましょう。
楽しいイースターをお過ごしくださいませ。
トップ写真:誠文堂新光社 「フローリスト」3月号掲載 撮影:日下部健史
Posted by 浜 裕子 : 07:58|コメント(0)

2011年3月28日
こんにちは、フラワー&空間コーディネーターの浜裕子です。
先日開催されました 世田谷美術館での浜裕子の講演「WAを楽しむ、春のおもてなし」も無事に終わりました。ご参加くださいました皆さま、この講演にあたり、ご尽力くださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
只今世田谷美術館で展示中の北大路廬山人の作品に関連して 廬山人の魅力、食空間に対する世界観、生活美学を テーブルコーディネーターの視点で、お話をさせていただきました。
昨年の12月にこの講演のお話をいただき、その間、北大路廬山人についての本を たくさん読み進めてまいりました。中には、もう絶版で、今では、手にはいらない書籍も、ご厚意でお貸しいただき、深く読み進めているうちに、多くの気づきや発見がありました。
「廬山人」について、その人物像、価値観、生活美学を勉強しているうちに、私の解釈では、廬山人の美の根源は、自然であり、美食の根源もまた自然であること。
私が研究している日本の生活文化や歳時記、暮らしへの想いがぴったり重なるものがあって、私の活動が強く後押しされたような気がいたしました。
そこにきて、この大震災。
まさに、想定外の自然の恐ろしさ、その前には、人間は、無力であることを痛感しながら、改めて生きるとは、暮らしの質、食卓とは・・・などなど考えさせられました。
廬山人は、料理と器を同格におき、料理と器の相性をとことん追求しました。廬山人が残した有名な言葉に、「器は料理の着物」があります。
料理を良くも悪くも見せるも 器であったり、盛り付けであったり、食卓を囲む食空間であったりするのです。
特別な時だけでなく、日常の日々の食卓にも、美的にこだわる その完全なる形、普遍性を求めたのは、廬山人です。
それはけして、高級な器でということではなく、自然に調和するように、ありものでも工夫を凝らし、その食事が最大限、楽しく、美しくみえるように心を配ることなのだと思います。
講演にご参加された方の中には、前日まで被災地いらした方、震災からおうちから一歩を外にでていなかったけれど、思い切って出かけ、心が晴れましたとおっしゃて下さる方など、私たちも多いに励みとなるお言葉をいただきました。
花見をテーマにライブでテーブルコーディネートのデモンストレーションもしました。
一見洋風にみえるかもしれませんが、使っている器は、ほとんど漆器類です。
テーブルクロスだけ敷いた状態から、テーブルが完成するまでの手順をライブで、実演。和モダンなテーブルに仕上げました。
ワークとしては、600年もの歴史がある日本の礼法のひとつ折形もご紹介させていただきました。
先人から脈々と受け継がれている和の文化、食卓、しつらい などを現代の私たちの生活スタイルにどう融合させていくか、私の課題です。
私もまだまだ知らないことがたくさ~んあります。
今回の講演を通して、また改めて、私の暮らしや 和の文化、日々の食卓への想い、私の方向性にぶれがないことを確認し、さらに活動への想いを強くした浜なのです。
撮影:日下部健史
Posted by 浜 裕子 : 18:09|コメント(2)

2011年3月 5日
こんにちは、フラワー&空間コーディネーターの浜裕子です。
お雛様で、桃の花を楽しんだ後は、次は、桜の開花が待ち遠しいですね。
花市場では、早くも桜の出荷が、ピークを迎えています。
花の需要は、季節先取り、1月から桜の需要があります。
やはり日本人には、桜は、春の代名詞といっていいぐらい、欠かせないものですね。
さて3月24日(木) 13:30~15:30 世田谷美術館の講堂で、浜裕子が講演いたします。
テーマは、Waを楽しむ ~ 春のおもてなし~ です。
北大路魯山人関連プログラムとして企画されたもので、「ミュージアム コレクションⅢ」で展示中の魯山人の作品を話題のひとつとして、和の魅力を感じ、食卓を美しく楽しく演出する工夫をご紹介します。
北大路魯山人は日常生活の中で身近な存在である料理や器に美を追求した作家です。
お花見をテーマにしたテーブルコーディネートの実演や、浜裕子の 今までの作品の中から、春のおもてなしを厳選して、コーディネート例も一挙ご紹介いたします。
参加費が、なんと500円というのも 嬉しいですね。 お友達もお誘い合わせのうえ、ぜひご参加いただけたら嬉しいです。
お申込みは、世田谷美術館 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/list.html
までお願いいたします
定員は、100名様、先着順でございますので、お早目にお申し込みくださいませ。
3月24日の世田谷美術館の講演は、昨年12月にお話をいただき、準備を進めてきました。
とにかく、美術館のご担当者様が頭が下がるぐらい、とても熱心で、ご来場の方がたが五感でお楽しみいただけるよう、心に響く企画を、共に考えてくださっていますので、いい講演会になるかと思います。
世田谷美術館は、緑豊かな砧公園に隣接している素敵なロケーションです。お天気のいい日は、私は、用賀の駅から歩いていったりします。
美術館内にあるフレンチレストランで、ランチをいただいてから 講演に参加するのも春の優雅な午後のひと時ですね。
ご参加お待ちしております。
写真:誠文堂新光社 浜裕子著 「和のテーブルセッティング」掲載写真より 撮影:日下部健史
Posted by 浜 裕子 : 16:47|コメント(0)

2010年2月19日
この1週間は、寒が戻り、寒い1週間となりました。木曜日は、朝から雪でしたが、そんななか、私、浜裕子の連載も6年目にはいるお花の雑誌「フローリスト」の撮影が、クリナップ新宿ショールームをお借りして、行われました。 Dreamia パーティースペースhttp://dreamiaclub.jp/reserve/index.php
フローリスト5月号、6月号の掲載予定です。
ドリーミアクラブのサポーター会員の星野さん(dreamiaclub.jp/supporter/blog/2009/11/02093000.php )、甲斐さん(dreamiaclub.jp/supporter/blog/2010/02/01154040.php)も当日は、レポートにいらっしゃいました。
ショールームの素敵なキッチンに夢が膨らみます。 フローリスト5月号、6月号では、そんなキッチンを使ってのパーティー提案をしていますので、ぜひお楽しみに・・・・
ただ今発売中の フローリスト3月号の撮影は、12月に行われました。 そうたしかクリスマスの翌日26日だったと思います。 皆様からよくそんなに早く気持ちがきりかえられるよね といわれますが、まあ仕事ですから・・・
ただいつも苦労するのは、季節先取りのお花を用意すること。 3月号のテーマは、二十四節気のひとつ啓蟄。 啓蟄とは、3月5日ごろを指し、土の中で冬眠していた虫が動きだすころなのです。 私のイメージでは、植物が花が芽吹きだし、土のなかからひょっこり 顔を出していくようなアレンジで、春の訪れを表現したかったのです。そのためにふさわしい お花を探さなければなりません。
その頃の花市場は、クリスマス商戦が終わって、一気にお正月モード。市場が最も忙しい時期。 センリョウ、松、お正月花の需要が高まり、そんな時期に春の球根花なんて、あさっての方向性でだれも買う人はいません。
いつも私のリクエストは、市場泣かせと言われていますが、私のいつものわがままも聞いていただき、いろいろ全国の産地に問い合わせていただきながら、、私がイメージ通りの花を手配。このように多くの方のお力をお借りしながら現場がまわっていきます。
時には、空輸で送っていただいたこともありました。なにかのアクシデントで、到着が遅れ、撮影日の朝、成田か羽田について、そのままトラックで、撮影会場に運び込まれて、かかわるスタッフみなが、ひやひやもので、時計を見ながら、到着を待ちかまえ、いっせいに、積み下ろしたお花の水揚げ作業から・・・なんてことも。 優雅にみえるコーディネートの裏には、こんな労働もあったりもするのです。

誠文堂新光社 フローリスト3月号掲載 撮影:日下部健史 制作:浜 裕子
球根花をつかってアレンジで、ほのぼのとした啓蟄のテーブルコーディネートをしたのでした。
今回の撮影では、フードもはいり、楽しさもアップ。撮影秘話は、おふたりのレポーターからもうかがえるかもですね。
Posted by 浜 裕子 : 22:53|コメント(2)

2009年3月17日
はやいもので、もう3月も半ば。この時期は、花市場も大賑わい。 花業界も、冷え込んでいるといわれていますが、卒業シーズン、ブライダルシーズンの到来で、花需要があるようです。 賑わいのある花市場は、やはり嬉しいものです。 素敵なコーディネートをするために、素材も大事!!お目当てのお花をゲットするために、日の出とともに家をでて、春のお花の仕入れです。両手にお花を抱きかかえ、フラワーコーディネーターは、意外と体力勝負の仕事でもあるのです。
今回は、春の花を使ったフラワーアレンジメントをご紹介します。
まずは、春を代表するお花から・・・・

チューリップもずいぶんと品種がふえ、かわいらしいものから 黒色のドラマチックなものまでいろいろ・・・

左上から ストック、ストロベリーキャンドル、菜の花、ラナンキュラス、マーガレット 春の花の特徴は茎が柔らかく、優しいイメージものが多いです。

木のテーブルにテラコッタにアレンジ。 テラコッタを倒して活けてみると動きがでて、楽しい感じになります。
紫の花は、私の好きな花 ムスカリ。春の花は、はかなく、強い主張はないのですが、その可憐なところが好き。 オレンジや黄色、白のラナンキュラスとミントの葉を組あわせてかわいくアレンジ。

バスケットにも無造作にアレンジして、自然にナチュラルなイメージでコーディネートしました。 黄緑や黄色が春色になっていますでしょう。
まだ花粉症がつらい季節ですが、春の日差しが心地よく、ピクニックでもしたい気分になりますね。
次回は、3月のドリミアクラブのトップページのコーディネートのようなお花とお野菜を組み合わせた演出をご紹介したいと思っております。
Posted by 浜 裕子 : 00:19|コメント(0)
