夏の行事、盂蘭盆会
2010年7月14日
こんにちは、フラワー&テーブルコーディネーターの浜裕子です。
私の1週間の仕事の始まりは、月曜日に花市場で花を仕入れることから始まります。花のせりは、月、水、金とあります。 その週の仕事内容によって、月、水、金と花市場に出かけることもあれば、月曜日だけで済む時もありますが、花の仕入れは、けっこう重要だったりします。朝は早いし、荷は重いし、意外と肉体労働です。
お花屋さんでお花を買う時は、月、水、金の午後を狙っていくと 新鮮な花が手に入りやすいと思います。花市場で仕入れたお花は、すぐに商品になるわけではなく、水揚げ作業をして、お花を蘇生してあげて、商品として店頭に並びます。ですので、月、水、金の午前中は、まだ新しいお花が店先にはでていない可能性があるのです。お店の方ともコミュニケーションしながら 購入するときっと、おすすめのお花や、鮮度についても教えてくださると思います。

先週から花市場は、お盆モードでしたが、今週は、まさに ザ・お盆花 ばかり・・・・ おしゃれな洋花の出荷が極端に少ない・・・・(泣)
ハス、ほおずき、キキョウ、ユリ、キク、リンドウなどの盆花
それもそのはず、お盆 正式には、盂蘭盆会(うらぼんえ)は、日本人の心に深く根づく大切な行事です。
新盆は、7月13日~16日、旧盆は、8月13日~16日です。そのため、新盆にあたる今は、スーパーでも 野菜の盛りかごをみたり、お花屋さんでは、お盆のお花、ハスの花や ほおずきをみかけます。
お盆は、先祖を供養する日として仏教の経典に書かれた盂蘭盆会という説話が起源とされ、先祖が戻り、現世の私たちと過ごすといわれる行事です。
先祖が迷わず帰ってこられるように、軒下には、提灯をともし、盆花を飾り、盆だなを作って迎えます。
なすときゅうりで 精霊馬(しょうりょうま)を作ります。
なすの牛に荷物をのせ、きゅうりの馬に乗って帰るといわれています。
地域や家によって、それぞれあるかと思いますが、マンション暮らしなどの場合は、コンソールを活用して簡易な盆だなを作ってみてもよいかと思います。

写真は、盂蘭盆会のテーブルですが、コンソールに、お花、季節の果物や野菜、そうめん、精霊馬を飾って、にわか盆だなを作りました。

ほおずきは、お盆で先祖が、帰ってくるときの道をてらす提灯になるといわれていますが、お料理お盛り付けにも大活躍。
お盆に限らず、行事を通して、私たちの暮らしは、スタイルは、その時代時代で変わりつつも、先人たちから代々受け継き、つなげていく財産なのかしらと感じる今日この頃です。
写真:誠文堂新光社 浜裕子著 「和のテーブルセッティグ「」より 撮影: 日下部 健史
Posted by 浜 裕子 : 16:52|コメント(2)|トラックバック(0)
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- 投稿者 浜 裕子 : 2010年7月16日 10:52
- 投稿者 k.koiso : 2010年7月15日 10:30
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k.koisoさま
いつもコメントありがとうございます。励みになります。息子さんのお言葉嬉しいですね。行事を通して、子供の記憶のなかに、培っているのは、素晴らしいことです。盆暮という言葉があるように、日本人にとってお盆とお正月は、家族で集う、大切な日です。東京にいるとホリデーの感覚もありますが、地方では、一大イベントで、一番忙しい時期のようですね。
お盆のテーブル、心が安らぎますね。息子に「今年は迎え火しないの?」って聞かれました。子どもが小学生のころは毎年やっていたのですが、お盆が平日だと家族の予定もあり、今年は省略しちゃいました。でも、しっかり覚えていてくれて嬉しい言葉でした。
旧盆に田舎に行くと、スーパーで「今朝は4時起きよ」とか、お嫁さん達の会話が聞こえてきて、つくづく農家の嫁じゃなくてよかったと思う私です!
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