ピックアップサロネーゼ<暮らし、美> 第3回:教室運営編

「フルールサロン(フルールフラットアート)」

野又典子

【東京都練馬区】

 

今月の「暮らし、美」のコーナーでご紹介するのは、「フルールサロン(フルールフラットアート)」を主宰する野又典子さん。
アメリカでのトールペイントと出会いすっかりこの世界に魅了された野又さんのお教室では、木の実のアレンジや、トールペイントの技巧を用いたネイルアート等幅広いレッスンを受けることができます。
おしゃべりを楽しみながら、素敵な作品を作り、毎回美味しいスイーツとティータイムを楽しむことができる、美味しい、楽しい、可愛いサロンと大変ご好評いただいております!
気になるご活動内容を四週にわたってご紹介いたします。

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8.教室を開いたきっかけをおしえてください

主人の仕事の関係で、アメリカロサンジェルスのトーランスと言う町で結婚後数か月過ごしました。
カントリーの家具ショップでトールペイントの作品がたくさん飾られていて、その可愛さに出会った瞬間に恋に落ちました(笑)。
日本にいる時は、編み物講師になると言って指導員の資格取得していました。
トールペイントに出会ったときに、残りの人生はこれで行こうと思いました。
日本ではまだ見たことのないクラフトだったので、日本に戻って教室が開けたらいいのにと漠然と思いました。
子供もいない時だったので、家で朝から晩まで描いていました。

トールペイントには下絵の図案があり、指定された絵の具と筆づかいで描くことでどなたでもステキな作品が仕上がります。
文化の違いを感じると同時に自由にたくさんの種類の絵が描けることが楽しく夢中になりました。

帰国後講師向けのセミナーで偶然お隣に座ったのが丸山直子先生でそこのお教室に通い、講師認定や支部講師登録も受けました。
その当時はたくさんのアメリカ人講師が日本に講習にいらしていたので、かなり多くのセミナーを受講することができました。

私のトールペイント作品をご近所や幼稚園の保護者の方が見て、幼稚園で講習を行ったことから発展していきました。

9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?

常に前向きな姿勢で、元気でいられること
人がいらっしゃると家が片付くこと(夫談)

今言っても誰も信じていただけないと思いますが、二人の息子の子育ては、病弱だったこともありとても大変で、また夜泣きもあったので4年間熟睡できずに疲れてしまい、家に引きこもりがちになりおとなしく暮らしていました。
そこで私が元気を取り戻せるようにと、夫が子供たちの面倒を見て、教室に行かせてくれました。

講習を始めると生きがいができて、ドンドン元気になっていきました。今でも息子たちは「あのころのお母さんは輝いていた」と言ってくれます。
20年の講師生活の中には母の介護や色々なことが起こりました。

解決できない状況になった時も、教室を続けるようにアドバイスしてくださったのは、いつも身近に生徒さんがいて励まして応援してくださいました。
今私が明るく元気でいられるのは、つらい時に寄り添ってくださった数多くの方のおかげだと思っています。
そして、今は色々な体験をしたからこそ、作品作りを通して、夢や希望、安らぎを与えられるような講師であり続けたいと思っています。

10.教室運営の工夫があれば教えてください

趣味のクラスはグループレッスンなので、技術もそうですが、楽しめることや楽しい情報をお伝えしています。
美味しかったお料理のヒントや、ブログを通して行ったイベントなど参加者の性格をよく把握して、無理のないようにお誘いしています。

技術追求がしたい方には、多くのデザイン提案をしています。新しく入手できる素材や面白いデザインなど、参加者の好みにあわせて気を配るようにしています。

遠方からの参加者には無理がないように、都合が悪くなったら日程を変更できるようにしています。

インストラクターコース受講の方には、受講後の発展のために業者さんを紹介したり、オリジナル作品を作るためのヒントをお伝えしています。

参加してくださる方への感謝を忘れずに、遠方からいらしてくださる方にはリラックスして気持ちよく過ごしていただけるように空間や飲み物にも配慮しています。

11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)

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    魔法のバラ筆
    ネイルアートのためにオリジナルで作成販売中

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    絵の具 ペイント用、布用
    ほうろうペイント用と数多くの絵の具

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    リボンとはさみ
    木の実のブーケに欠かせないものです